何でも笑顔で受け入れる必要はない

私がおすすめするイライラ解消法は、起こった出来事をポジティブに切り返すというテクなのですが、ここで言うポジティブとは、何でも笑顔で受け入れてしまうことではありません。

相手の失敗、ミスをそのまま水に流し、何にもなかったように振舞ってしまっては、ただのお人よしになってしまいます。そうではなく、

  1. 見るのは目の前のことだけにして、話を広げない
  2. 言うべきところはしっかりと相手に伝える
  3. そして、心の中で悶々としない、引きずらない

これが気持ちをポジティブにキープするコツです。

この中で、特に大事なのが、1と3です。1つめの「イライラネタを自ら増やさない」、そして3つめの「心の中で思い返さない」、この2つを心がけるだけで、イライラは格段に減っていきます。

先ほどのパターン1のように、心の中で繰り返し繰り返し夫の至らぬところを反芻してしまうと、イライラが起こるばかりで夫の行動は改善されません。

お子さんの行動も同じです。心の中で、「あの時も、この時も……」とダメだったことのオンパレードをしてしまうと、イライラを通り越して、大爆発へとつながってしまうのです。

パターン2の「さぁ、私は朝の準備開始!」のように、自分で自分に宣言してしまうのも、気持ちを引きずらないテクとして有効です。


自分で自分を苦しめないで!

心の手綱を少しゆるめると自分がラクになる

心の手綱を少しゆるめると自分がラクになる(画像:イラストわんパグ

最後にもう1つ、子どもや夫をイメージする理想像にはめ込みすぎないのも大事なポイントです。今回の例のように、イライラ感は、相手の行動が期待はずれに終ったときなどに起こることが多いもの。理想の型に押し込めて、期待を高くしてしまうと、結局イライラするのはママ自身なんですね。自分で自分を苦しめてしまうのです。

理想は理想として大事に持ちつつも、必ずしもその通りにはならないことへ心を開いておいてあげると、「こういうこともあるわね」と自分の心に逆風を起こさずに済むようになります。



■育児ストレス症状別解消法は、本編のほかにも、

⇒ 「育児の不安を減らす秘訣」
⇒ 「やる気をアップさせる秘訣」
⇒ 「自己嫌悪に陥らない秘訣」

があります。それぞれをクリックしていただくと、各対処法がご覧いただけます。



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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。