リフレクソロジーで花粉症の症状を和らげる
薬を使いたくない、予防をしたいときに、日々の習慣にリフレを取り入れて。
とても簡単、1日5分! 足の親指周りを押していきます
親指の外側を先端に向けてしごくように刺激します
中心に指を沈めるようにゆっくり刺激します
付け根を親指、または人差し指の関節にひっかけて刺激します
イギリスの花粉症事情は……夏に、芝の花粉!?
イギリスの公園
市内にも有名な公園がたくさんあるし、散歩が大好きなイギリス人ですが、5月から8月ごろまで、芝の花粉に苦しむ人がとても多いのです。イギリスが最も美しいこの季節に、花粉症だなんて可哀想だと思いますが、くしゃみをしてはハンカチで鼻をチーンとかみながらも、習慣である散歩やピクニックを止めない人は多く、頑固な感じがなんともイギリスらしい光景で、面白いと思ってみていましたが、実際、芝は庭にも公園にも、そこらじゅう生えているので、花粉症を患うイギリス人にとって、初夏は過酷な季節に違いありません。
当時、私のまわりで流行っていた治療法のひとつに、ホメオパシー(同種療法)という療法がありました。ステロイドなどを用いずに、症状を軽減させると言われている民間療法です。イギリスの大手薬局「ブーツ」などで気軽に入手でき、副作用がないのが人気でした。同じ理由で使われていたのが、足のリフレクソロジーです。当時の先生から首から上の不調には、「足指をよく揉みほぐせ」と、言われていました。自然療法や自然食品が流行り始めた時代でした。それを受けて、私も一生懸命足を揉んでいたからか、花粉症になることもなく今に至っています。
卵が先か、ニワトリが先か?
症状がつらいからリフレクソロジーをするのか、リフレクソロジーで予防するのか、という問題です。器官にトラブルがあるから、反射区が固くなり痛みが発症するのかは謎なのですが、足にタコができるからそこに呼応する器官に痛みが出る場合もあります。
鼻炎や花粉症、蓄膿症などトラブルがある方で、「靴が合っていない、歩き方のクセ」などの理由で「親指外側」にタコができている方は、靴の選び方や、歩きかたのクセを矯正して、タコができないようにしておきましょう。
間違いなく言えるのは、タコは足の美的外観のためだけではなく、健康に影響するので、ひどくなる前にヤスリなどで削って、クリームやオイルで保湿し、靴の選び方を見直すことをおススメします。
花粉症には、アロマセラピーの芳香浴もいいでしょう。
ペパーミントやユーカリ、ラベンダーなどのオイルをお部屋で焚きましょう。スーッとした香りで呼吸がラクになります。入浴時には、大さじ山盛り2杯の粗塩にカモミールローマンを2滴、ラベンダーを2滴垂らし、よく混ぜてバスソルトを作り、40~41度のお湯によく混ぜ、15分ほど入浴します。鎮静効果や安眠効果があるこのレシピは、息苦しさで熟睡できない方の睡眠の助けになります。自分で精油を混ぜるのが不安な方には、私がブレンドしたオイルをおススメします。
アロマドゥースのグリーンドロップスです。花粉症で悩む方に作ったレシピのオイルです。鼻が詰まって苦しいとき、手のひらに一滴取って両手をこすり合わせます。それを鼻先に当てて吸い込むと、目の裏や頭の中までスーッと清涼感を感じることができる100%ピュアエッセンシャルオイルです。集中力が途切れがちな時や、筋肉痛、また肩こりが辛いときにも使えます。症状に思い当たる方は、ぜひお試しください。
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