第三章 さつまいもを美味しく毎日食べるレシピ
ここでは、さつまいもを美味しく食べる方法や、焼きいもにまつわる豆知識をご紹介! さつまいものことをたっぷり知ったら、さつまいもを使ったレシピに挑戦してみましょう。楽しく作れば更に美味しい!
焼きいもには美味しい魅力がたくさん!
・さつまいも豆知識その1:焼くとカロリーが変化するのはなぜ?
さつまいもは、生100g/132Kcalに対して、蒸したイモ/131Kcal、焼きイモ/163Kcal。同じものを手を加えずに、調理法を変えただけで、なぜカロリーがアップしてしまうのでしょうか。
その答えは、焼くことにより、生の芋が持つ炭水化物が糖分に変化し、カロリーが上がるため。しかしその分、焼きいもにすれば丸ごと栄養素を取り入れられるのだから、そこは大目に見てあげましょう。
・さつまいも豆知識その2:焼きいもはなぜ甘い?
さつまいもの主成分は、炭水化物であるデンプン。また、デンプン分解酵素(アミラーゼ)は熱によってさつまいものデンプンをブドウ糖に変化させるため、甘くなります。焼く際は時間を掛けて焼くと、元の持っている甘みより更に甘さが増すので、30分以上焼きあがりを待てる方は、是非、30~40分ほどかけてゆっくり加熱してください。
・さつまいも豆知識その3:焼きいもが美味しくなる方法
美味しさのカギは「蒸らし」! 「濡れた新聞に芋を包んだあと、アルミホイルで包んで焼く」この焼き方、その意味は解らずとも、なんとなく「焼きイモの作り方」としてインプットされているのではないでしょうか。
蒸気を閉じ込めて蒸らしながらゆっくり火を通すことによって、イモはじっくり甘みを増し、ホクホクして美味しくしてくれるので、なるべく時間をかけて蒸らしてあげましょう。