自分たちの生活に合った基準をつくること
リビング・ダイニングは一体型、夫婦は同室、各部屋は洋室でベッドを置き、子どもは自室で勉強するとしたら、各部屋の広さの目安を積み上げると32畳・48平米となります。
前回「誰も教えてくれない間取りの見方6. 広さの目安(3)」で紹介した水回りが8.03畳、約13平米でしたから、合計するとこれで61平米となります。これに玄関、玄関脇の下足入れ、廊下、廊下脇の物入れなどが加わると75平米の広さを使い切ることになります。
自分の暮らしぶりを再点検してみて、目安の広さよりもっとゆとりを持たせたい部屋、狭くても良しと妥協できるスぺースを予め考えておくと、自分に合った間取りを選ぶ基準ができてくるでしょう。
最近のマンションの間取りは、タイプ数が膨大で、パンフレットを見ているうちに何が何だか分からなくなってしまいそうですが、自分の基準があれば迷いは少なくてすむはずです。