イタリア料理 部門
お次は「イタリア料理 部門」。他のジャンルの部門も同じく、各ジャンルから選ぶのは1店だけ。例えば、前菜部門で選んだお店は、それ以外の料理部門(パスタ部門や主菜部門など)では選んでいません。各料理ジャンルにつき一軒限定をルールとしています。
ただし、特例としてドルチェ部門とカフェ部門に関しては料理部門で選んだ店と同じ店が選ばれることもあります。
ストゥッツィキーノ 部門
「ラ チチェルキア(大阪)」の「アッラスコラーナ(肉詰めオリーブのフリット)」
まず、ストゥッツィキーノ部門は「ラ チチェルキア(大阪)」の「アッラスコラーナ(肉詰めオリーブのフリット)」に決定! これはオリーブに肉を入れたものをフリットにした一皿で、マルケ州アスコリ・ピチェーノ県の郷土料理。旨味たっぷり&サクサク食感が心地良く、何個でも食べていたくなる仕上がりでしたね。
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前菜 部門
「スプレンディード(大阪)」の「カプレーゼ」
前菜部門は「スプレンディード(大阪)」のカプレーゼの再構築ともいえるシェフならではの独自アレンジが施された逸品をチョイス。ケーキのようなルックスに仕上げられた見た目も秀逸で、砕いたグリッシーニをつけたスライストマトをフライパンで香ばしく焼き上げ、最高級品質のバッファローモッツァレラをミルフィーユのようにサンドすることで、一般的な冷製のカプレーゼでは到達できない「新しい美味しさ」と「食感のコントラスト」を同時に愉しめる、傑作の一皿に。
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パスタ 部門
「マンマディブー(京都)」の「自家製肉詰めトルテッリーニ、バターとパルミジャーノチーズのソース」
やはりパスタは手打ちということで、選んだのは「マンマディブー(京都)」の「自家製肉詰めトルテッリーニ、バターとパルミジャーノチーズのソース」。ボローニャ地方のパスタ(というか呼び方)で、中には様々な肉が詰め合わさっており、肉の旨味と香りが噛みしめる度にジワジワ拡がる味わい。ソースもあっさりしていながらコク、円やかさも兼ね備えていて、これがまたトルテッリーニを上品にひきたてるんです。
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メイン料理 部門
「クレメンティア(京都)」の「雷鳥のパイ包み焼き」
イタリアンのメイン料理部門は「クレメンティア(京都)」の「雷鳥のパイ包み焼き」! 料理に関する詳細は下記の関連記事をお読みいただくとして、ここまでの完成度を誇るパイ包み焼きを仕上げられるシェフの意識と実力の高さに感服した逸品でした。パイ包み焼きがお好きな人は是非、ジビエの季節中に予約リクエストして食べていただきたいですね。
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ドルチェ 部門
「イル・チリエージョ」の「ティラミス」
ドルチェ部門は「イル・チリエージョ」の「ティラミス」。泡の様にクリーミーなティラミスの下にはエスプレッソのジェラート。中にはアマレットのゼリーが忍ばせてあり、まさにオトナのドルチェ。控えめな甘味とほのかな苦味が口の中で優しく滑らかに解けていき、最後には珈琲香の心地良い余韻を残していきます。
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カフェ(食後Tea) 部門
「ラ チチェルキア(大阪)」のコーヒー・エスプレッソ
カフェ部門は「ラ チチェルキア(大阪)」でいただいた「マルケ」のコーヒーメーカーの豆を使ったコーヒー(エスプレッソ)を選んでみました。コーヒーメーカーまで「マルケ」にこだわられていることも感服物ですが、イタリアではコーヒーにグラッパを入れるのに対して、マルケではアニスを使うところまで再現してくださっているところも良かった。
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続きまして、
スペイン部門です!