京都グルメ/京都のイタリアン

クレメンティア (Clementia)

滋賀産食材の魅力を伝えるイタリアン「クレメンティア」。今回はディナーの料理以外に、ハイクオリティなジビエ料理「雷鳥のパイ包み焼き」を御紹介いたします。

執筆者:麻生 玲央

滋賀産食材の魅力を伝えるイタリアン

看板

超実力派イタリアン「クレメンティア」。この看板が目印です。

注) 2017年移転情報追加。
「クレメンティア」は2017年7月に閉店し、2017年9月に「LUDENS」と店名を変えて新たに移転オープンされました。当記事は移転前の記事となります。ご注意くださいませ。


京都・大阪・神戸にイタリアレストランは数あれど、最近は京都で新規開店するイタリアンの質が急速に上がってきていると感じることがしばしば。しかも、一番賑やかな京都中心部(南北を四条通と御池通、東西を河原町通と烏丸通に囲まれたクォーターエリア)や観光客の多い祇園でなく、これらの地区から少しだけ外れた界隈に、わざわざ食べに行きたいと思わせる価値ある新規店がポツリポツリと、しかし着実に増えつつあるのです。

その中でも上記の中心クォーターのすぐ北側の、丸太町通と御池通に挟まれたクォーター、つまり御所の真南に当たるクオ-ターエリアは、イタリアンに限らず最近・目が離せません。

今日ご紹介するのは、東洞院通と高倉通の間を南北に走る間之町通を御池通から北へ上がり、二条通を少し越えたところにあるイタリアン「クレメンティア(Clementia)」。「Clementia」とはイタリア語で「寛容」という意味で、客のわがままな希望にもできるだけ応えようとするシェフの姿勢を表現した命名とのこと。

シェフは滋賀県出身の田淵章仁さん。地元で5年、東京で1年、滋賀に帰って栗東で3年腕を磨かれ、その後バラエティに富む数軒の店で料理の幅を広げたのち、3年前に今の場所で独立されました。

外観

「クレメンティア」の外観

間之町通に面した入口は、通りから少しセットバックしていて、可愛らしいステン
ドグラスがはまった茶色の木の扉から中に入ります。

雰囲気

「クレメンティア」の店内。落ち着いた雰囲気です

入ってすぐは、7人掛けのカウンター。ラスティックなイタリアタイルを踏んで奥に進むと、そこにはゆったりとした席間のテーブル席が鎮座しています。白い壁に架かった鹿の角のブラケットがジビエも得意とされることを予感させて印象的。

次のページでは、ディナーコースの料理を御紹介します

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