温めると痩せやすくなる場所とは? ダイエットにもおすすめ!
温めると痩せやすくなる場所
そこで今回は、「特にカラダのどのパーツを温めれば効率がよいのか?」について詳しく解説していきますので、上手な体温アップの方法を身に付けてダイエット効果もアップさせましょう!
温めるべきパーツ1「肩甲骨」
カラダには体温を上げるように指示し、脂肪燃焼にも効果のある細胞「褐色脂肪細胞」というものが存在します。その「褐色脂肪細胞」は主に肩甲骨を中心に存在しています。ただ、この「褐色脂肪細胞」は年齢とともに減少するもので、しっかり意識して刺激し続けないと脂肪の機能を失ってしまうもの。結果、冷え、むくみ、血行不良、代謝低下を招き、太りやすい原因にもなります。そこで、細胞の質をキープし効率よく働かせるためには、肩甲骨をしっかり動かすことが重要です。
「肩甲骨」を温めるためにするべきこと
肩甲骨を意識して褐色脂肪細胞を刺激しよう!
■簡単ストレッチ
毎日少しの時間でもOKなので、簡単なストレッチを習慣にして脂肪を刺激してあげましょう。
肘を軽く曲げた状態で、肩を前後にグルグルと回したり、椅子に浅く腰掛けた状態で椅子の背もたれに両腕を持っていって肩甲骨を寄せ合うだけでも筋肉がほぐれカラダを温めるのに効果的です。
■正しい姿勢をつくる
姿勢が悪いとカラダのあらゆる部分に歪みを発生させ、滞りの悪い状態になってしまいます。まずは正しい姿勢を保つように心がけるだけでも、肩甲骨周りが刺激される効果があります。
正しい姿勢をキープするには、太ももにある太く安定した骨に、上半身をストンと乗せるようにすると、楽に正しい姿勢がつくれるので実践してみましょう。
温めるべきパーツ2「ふくらはぎ」
意外にふくらはぎが冷えていることを自覚している人は少ないのではないでしょうか? 実はふくらはぎは他のパーツにくらべて運動量や動きが少ないため、全身の中でも最も血流が悪く、冷えやすいパーツなんです。
ふくらはぎが冷えると筋肉や血管も収縮し、その結果、血液循環が悪くなり、全身の冷えにも繋がります。ふくらはぎは血流やリンパの流れを促すポンプのような役割を果たすものなので、ふくらはぎが冷えていると血流が悪くなり、太りやすい体質に!
逆にふくらはぎを温めれば全身のリンパと血流の流れがよくなり、基礎代謝があがり、自然と脂肪が燃焼しやすい体になるほか、血色がよくなることで美肌効果を得られます。
「ふくらはぎ」を温めるためにするべきこと
ふくらはぎを動かすと全身痩せ効果も!
■ながらエクササイズ
「料理をしながらつま先立ちになる」「歯磨きをする際はずっとつま先立ちで」「階段はつま先立ちのまま登る」というように、ちょっとした工夫でふくらはぎを刺激してあげると、筋肉が温まり血流&代謝アップに役立ちます。
■アイテムを活用
日頃からふくらはぎを冷やさないことも重要なポイントです。ひざ下まであるソックスやレッグウォーマーを仕事中などにも履いておくと、冷え予防に役立ちます。また、着圧ソックスを活用すれば、血流もよくなり冷えだけでなく、ひざ下のむくみ解消にも効果的です。
温めるべきパーツ3「お腹(腸)」
低体温、むくみ、腰痛などの冷えが及ぼす悪影響は、特に腸が冷えて固くなっていることが原因といわれています。内臓系最大の器官である腸には、免疫細胞の7割が集まっているといわれているので、体温をアップさせ痩せやすいカラダをつくるためには、腸へのアプローチが重要です。
腸を温めることで血行が促進され、全身に温かい血液が巡り、リラックス効果や便秘解消もありますし、健康な腸は栄養も吸収しやすくなるので、美肌といった嬉しい効果も得られます。
「お腹(腸)」を温めるためにするべきこと
内臓を温めて代謝アップ!
■呼吸でリラックス
腸を動きやすくリラックスした状態を作るために、深い呼吸をマスターしましょう。
お腹に軽く手を沿え、目を閉じてリラックス。息を全て吐ききり、自然に空気を体内に取り入れるように息を吸います。腹部が膨らむのを感じながら深呼吸を何度か繰り返すことで、呼吸によって臓器がマッサージされ、カラダの中から温めていくことができます。
■腸もみマッサージ
腸は臓器の中でも特に大きな器官なので、使用される血液量も相当多いものです。その腸をマッサージすることで血行が促進され、カラダ全体を温めるのに効果的です。
マッサージ方法は簡単です! おへそを中心に時計回りに、5箇所ぐらいずつぐるぐると揉みこむようにマッサージしていくだけ。固いと感じる部分は重点的に揉み解すようにプッシュしていきましょう。
カラダの芯から効率的に温めて、もっとキレイ&健康的なダイエットに拍車をかけましょう!
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