ゲイの「楽園」ガイド
ここでは、今までゴトウが体験してきたところを中心に、ゲイの「楽園」をスペシャルダイジェストで(超簡単に)ガイドしてみたいと思います。○ゲイクルーズ
3000人収容の豪華客船をゲイだらけで貸し切る1週間の船旅。ご飯は24時間食べ放題で、毎日パーティが催されて、昼間はサンデッキで日焼けやプールを楽しみ、メキシコの美しすぎるビーチやゲイタウンに立ち寄って……誰もが自分らしくいられて、最高にハッピーな時間を過ごせて、世界中のゲイたちと友達になれる、夢のような毎日。これぞ、究極のゲイの「楽園」です。(レポートがこちらとこちらに載っています)
○シドニーのマルディグラ
NYなどでも大規模なパレードが行われていますが、世界でいちばんゴージャスなパレードといえば、シドニーのマルディグラが有名です。ディズニーランドや浅草サンバカーニバルと同様、華やかに演出されており、その中にも感動があり、本当に見てよかったと思えるパレードです。夜のクラブパーティにはカイリー・ミノーグなど大物アーティストが登場し、これまた華やかでスゴいパーティです。一時期は毎年のようにツアーが組まれ、日本から行く人もけっこういました。
○バンコク
SEXYっていうよりギャグなの?と思わせるようなアクロバティックな技がバンバン飛び出すGOGOバー、世界一ゴージャスと言われるサウナ「バビロン」、ニューハーフ(1人おデブな方も混ざってる)のショーが楽しいクラブ「DJステーション」など、バンコクのゲイシーンは本当に面白くて楽しいです。そういうお店のすべてが驚くほど安いのも魅力で、王様気分を味わえます。東南アジアって苦手……と思ってる方も、バンコクだけは一度は行ってみたほうがいいと思います。
○台北
すでにご紹介した通りですが、西門・紅楼劇場裏の開放感あふれるゲイバー街のにぎわい、その他にもたくさんあるバーやクラブ(若い子が好きな方は「FUNKY」がオススメです)、サウナ、温泉など、いろんな遊び場があって、数日の旅行では足りないくらい、飽きずに楽しめます。日本人フレンドリーという点では台湾に勝る「楽園」はないと思いますし、それこそがみんなが通う理由の一つだと思います(近くて安いですしね)。ぜひ何回か行って、お友達を作ったり、アバンチュールを楽しんだりしてください。
○沖縄
「独りで海外旅行とか行けないし……」という方にオススメなのは、断然、沖縄です。繁忙期を除けばいくらでも格安で行けますし、リゾートもゲイシーンも楽しめて(大きなクラブパーティもたくさん開催されています)、お店の人も本当にあったかくて(那覇のゲイバーは日本一だと思います)、ハマる人が多いのもうなずけます。那覇だけじゃなく沖縄市にもゲイタウンがあります(ちなみに11/24には沖縄市で初めてパレードが開催されます!)
以上に挙げた以外にも、世界中にたくさんのゲイの「楽園」候補地があります。
サムソン高橋さん(絵:熊田プウ助さん)の「世界一周ホモのたび」というコミック本には、世界中のゲイタウンを巡った体験談(主にハッテン話)が描かれていて、参考になると思います。(あまりメジャーじゃない街もたくさん取り上げられています。僕なんかは「全部回ってみたい!」と思いながらめちゃめちゃ楽しく読ませていただいてますが、みなさんどうですか?)