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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました
オバマ大統領が就任式に多数のレズビアン&ゲイを招待し、ゲイフレンドリーな政策をホワイトハウスのサイトに掲げ、また、アカデミー賞授賞式で『ミルク』のショーン・ペンが主演男優賞を獲得して「同性婚禁止に票を入れた人たち、恥を知りなさい」とスピーチしました。アメリカでは今まさに、同性婚が議論の真っ最中です。

日本では相変わらず何も動きがないように見えるかもしれませんが…そんなことはありません。
同性婚が認められてるだけでなく、どの国の人にも結婚証明書を発行してくれるカナダに行って、同性結婚式を挙げたカップルをご紹介したいと思います。

ようさんとごりらさん(お二人とも40代)は、おつきあいして10年ちょっとのカップルです。昨年、10周年を記念して、カナダのバンクーバー(同性婚が認められていて、カナダ非居住者にも結婚証明書を発行してくれる)で挙式し、東京で素敵な披露宴と二次会も開催しました。様々な大変さがありましたが、それを乗り越えて迎えた結婚式だからこそ、感動もひとしおで、周りの友達もたくさん祝福してくれました。

結婚式
遠いカナダの地で同性結婚式を挙げたゲイカップル。この指輪にかけがえのない愛がこめられています。末永くお幸せに!


ようさん&ごりらさんの10年のおつきあい


お二人は10年前にインターネットの掲示板で知り合いました。メールのやりとりをして、画像交換して、たまたま同じゲイバーに飲みに行っていたことなどもあり、ごく自然につきあうようになりました。

おたがい実家だったので、週末はようさんのおうちにごりらさんが来て泊まってました。親にカミングアウトはしていなかったけど、特に何も言われず、日曜の朝ご飯もいっしょに食べたりしてたそうです。

3年くらい経って、二人はいっしょに住むことを決めました。不動産屋では、男二人で住むということで門前払いをくらうこともあったそうです。また、ようさんは外国籍の方で、さらに対応が悪くなることも…。苦労して部屋を見つけ、いざいっしょに住み始めると、「拍子抜けするくらいふつう」だったそうです。

長年つきあっているとケンカもしますが、お二人にもやはり別れの危機がありました。ごりらさんは耳が聞こえない方なので、コミュニケーションが難しい部分もあるのかな?と思いましたが、「手話ができるできないって話じゃなくて、健聴者どうしであってもコミュニケーションはとても重要。自分は何を求めているのか、何がイヤなのか、ちゃんと相手に伝えないと」と、ようさんは語ってくれました。

3年前、思い切ってごりらさんが家を買いました。「男女の夫婦であれば共同名義にできるけど、一人で支払う形でローンを組まなくてはいけないし、そのローンも限度額があったり」と、大変さはありましたが、今は特に問題なく、幸せに暮らしています。ベランダでゴーヤーを作っていて、お向かいに住んでるおばあちゃんにおすそわけして、お礼にお花をいただいたりと、なかよくご近所づきあいもしているそうです。

10年も続く秘訣は何ですか?と尋ねてみました。「おたがい何をやりたいとか何はイヤだとかをちゃんと言うようにして、ためこまないこと。あと、いっしょに住み始めてからずっと、それぞれ自分の部屋を確保してるんですが、それもよかったと思います。そこで息抜きできますから」とようさん。「仕事して帰ってきても、ひとりで落ち着く場所がないと大変。自分のやりたいこともあるし。でも、寝るときはいっしょです」とごりらさん。「寝るときがいっしょっていうのは大事。小さいケンカなんかしょっちゅうしてるけど、同じところで寝なくちゃいけないし、朝起きたらけろっとしてる。寝たら忘れる(笑)」とようさん。すごくリアル。よくわかります!