ある日、ゴトウのもとに1通のメールが届きました。
「ボクは20歳の学生です。まだ二丁目に行ったことがないんです…よかったら案内してくれませんか?」
今までいろんなメールをいただきましたが(遅くなったりしますが、できるだけお返事するように心がけています)、ここまで天衣無縫というかあつかましいというか…なメールはさすがにありませんでした。

若いっていいな~と思いつつ、断ろうとしたとき、ふと、初心者クンの二丁目デビューをレポートしたらステキかも!と思いつき、早速取材のお願いをしてみました。「いいですよ」と軽いノリでお返事が来て、交渉成立。(「そんな若い子と…うらやましい。職権の乱用じゃね?」と思ったアナタ、ノンノン。ゴトウは男くさい兄貴系にしか興味がないので、下心はありません!)

それでは、まだ弱冠20歳の学生、takaクンの二丁目デビューの様子をレポートしたいと思います。「二丁目ってどんなとこなんだろう」って興味津々な方も、「なんだか怖そう…」と行く気ゼロな方も、ぜひ読んでみてください! きっと行きたくなりますよ♪

「二丁目は怖い」と思っていたtakaクン


アクタ
「akta」に展示されていた写真を鑑賞するtakaクン。ゲイ雑誌をはじめ、HIV予防啓発関連など、多くのシーンで活躍している田口弘樹さんの写真展でした。
takaクンの学校が終わった水曜日の夜、二丁目のコミュニティセンター「akta」で待ち合わせをしました。ここは誰もが自由に立ち寄ることができるスペースで、若い人たちの待ち合わせスポットにも最適です。毎週金曜の夜は、二丁目のゲイバーにコンドームを配る若いボランティアさんがたくさん集まるので、その日に行ってみるのもオススメです☆

18時半頃、takaクンが登場しました。
ルックスはたぶんイマドキなどこにでもいる学生さん。髪が長く、透き通るような白い肌の美少年系で、ファッションもちょっとモード系(ビジュアル系?)な感じ。二丁目の王道「イカニモ系」とは真逆なタイプでした。
でも、そのモデル並みに美しい顔立ちは、きっとジャニ系好きな方々の間でものすごい人気になるだろうな…と直感しました。
(繰り返しますが、ゴトウはそういうタイプには全く魅力を感じません。もっとこう…ゴリマッチョみたいな人が好きなのです)

ゲイ雑誌
「akta」にあったゲイ雑誌『バディ』を初めて見たtakaクン。「刺激的なページが多いですね」「映画祭が楽しそう。行ってみたかったです」とコメント。
簡単に、彼のプロフィールやゲイ歴などを聴いてみました。
takaクンは埼玉県の実家に住む20歳の学生さん。

男の子が好きっていうのは、幼稚園の頃からそうだったけど、特に悩むことはなく、高校2年のとき、「たぶんそうだろうな」と思う友達にカミングアウトしたそうです。彼も予想通りゲイだったので、いい友達になったそうです。

その後、ケータイでゲイに関する情報を仕入れていたtakaクンですが、出会い系サイトで知り合う人とも関係が長続きせず、友達や彼氏とリアルに知り合いたいというキモチがつのっていったそうです。

なのですが、二丁目にはなかなか足を踏み入れることができませんでした。ネットでは「ゲイバーでぼったくりにあった」とか「怖い人がいる」とか、ネガティブな情報も出回っているため、独りで行く勇気はとてもなかったんだそうです。(一度だけ高校時代のゲイ友といっしょに来たけど、元旦の夜で、誰も人がいなかったそうで…そりゃそうだ)

話してみての印象は、さすがゲイだけあって、イマドキの若い子ではあるのですが、おとなしく、礼儀正しく、意外にしっかりもしてる子でした。(印象としては「身持ちの固い女の子」みたいな感じ)