ハンピの建造物群への道
ヤギとアチュタラーヤ寺院。野生のサル、半野生の水牛、放牧されたヤギはあちらこちらで見かけられる
トゥンガパドラ川とウシ。背後の遺跡はナンディー寺院
■インドの国内移動
ハンピからバスで30分ほどの位置にあるホスペットという町が起点になる。バンガロールからホスペットへはバスや電車で9~11時間程度。ゴアやハイデラバードからはバスで10~12時間。
■周辺の世界遺産
ホスペットからバスで約6時間の位置に「パッタダカルの建造物群」がある。またゴアを起点とするなら「ゴアの教会群と修道院群」を訪れることもできる。
少々ヘビーな旅になるが、ムンバイ(「チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅」「エレファンタ石窟群」)→アウランガーバード(「アジャンター石窟群」「エローラ石窟群」)→プネー→バッタダカル(「パッタダカルの建造物群」)→ホスペット、ハンピ(「ハンピの建造物群」)→ゴア(「ゴアの教会群と修道院群」)というルートで移動すれば多数の世界遺産が見学できる。
ハンピの建造物群のベストシーズン
マタンガの丘から北西方面を眺める。白いピラミッドがヴィルパークシャ寺院の東コプラム、その左の小さな建物がヘーマクータ寺院群
雨期は5~11月で、特に5月と8~10月はもっとも雨が降るが、降水量は日本の夏程度。一方、乾期はほとんど雨が降らない。
世界遺産基本データ&リンク
こちらはマタンガの丘から眺めた北側の景色。岩だらけの荒涼たる大地をトゥンガパドラ川が縫うように流れている
ヴィッタラ寺院、マンダバの装飾柱
登録名称:ハンピの建造物群
Group of Monuments at Hampi
国名:インド
登録年と登録基準:1986年、文化遺産(i)(iii)(iv)
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