2013年2月までの特別販売!
銀座ヨシノヤの創業105周年記念モデルは、ご覧のような5穴仕様のホールカットプレーントウになりました。この全体写真で、アッパーに用いたベビーカーフの質感がもうおわかりいただけるはず。今後この価格では絶対に出て来ない、2013年2月末までの特別販売品です。10万5000円(銀座ヨシノヤ 銀座四丁目店 TEL:03-3562-3871)
一足目は、ズバリ創業105周年記念モデルのホールカットプレーントウです。特長は何と申してもアッパーに用いられた正真正銘のベビーカーフ。「これぞ本物!」と誰もがひざまずくこと間違いなしのキメ細やかな肌質は、デッドストックの革以外では近年全くお目に掛かれなくなってしまったものです。茶系に比べ染色がどうしても平板になりがちな黒なのに、地肌が透けて見えるんですよ! 「タンナーが知られてしまうと注文が殺到して、品質管理が甘くなる恐れがある」として、長年懇意にしている納入業者さんですらこの革の製造元を教えてくれない気持ちもわかる、現行品としては群を抜く革質で、これは当然ながら素材の良さが最大限に堪能できるホールカット一択でしょう。
鳩目周辺をアップで撮ってみました。閂留めや羽根からトップラインに向けて施されたボルドー色のステッチが、絶妙な存在感を醸し出しています。靴紐は近年このお店の主流である編み紐ではなく、古くから用いられている平紐が標準装備で、靴のシンプルな風貌を引き立てます
木型はパターンオーダーでも好評の細身のセミスクエアトウで、記念モデルの意味を込めたボルドー色のステッチも悪目立ちせず、靴をいっそう立体的に見せるのに一役買っています。価格は本来ならばこれより少なくとも1.5倍はしても全くおかしくない=申し訳ない位のご祝儀価格ですので、本来のカーフとはどんなものなのかを体感するには最適の一足ですよ!
この靴に是非とも合わせたい、イギリス・シンプソン社製のドキュメントケースとの2ショットです。ブライドルレザーを用いたこの種の典型的なイギリス鞄を、必死に探されていらっしゃる方も多いはず。金具が銀ではなく伝統的な金色なのも、わかっているファンの要望ドンピシャです。15万7500円(銀座ヨシノヤ 銀座四丁目店 TEL:03-3562-3871)
かつては堅牢な鞄作りで有名だった某社(ライニングがタッターソール柄だったところ、と言えばわかってしまう方もいるでしょう)のビスポーク部門のチーフだった方が設立したメーカーの作品だけあり、質実剛健な中にも凛とした表情が浮かび上がるのは流石! 実はこげ茶と薄茶(タン)も同時に入荷したそうですが、噂を聞き付けた方が瞬く間にご購入なされたそうで、黒ももはや時間の問題でしょうから、気になる方はこちらもお急ぎ願います。
【商品案内】
「105周年記念ホールカットプレーントウ」
・色: 黒(ベビーカーフ)
・底材: シングルレザーソール*レザークウォーターラバーヒール
・製法: ハンドソーン・ウェルテッド九分仕立て
・サイズ: 23.5~27.0 EE
・価格: 10万5000円
・販売期間: 2013年2月末まで
「イギリス・シンプソン社製ドキュメントケース」
・色: 黒(ブライドルレザー)
・開閉方式: ジッパー&錠前
・サイズ: W43×H31×D8cm(伸縮式取っ手高さ5cm)
・価格: 15万7500円
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