髪の印象は重要!
パナソニック株式会社 頭皮エステEH-HE94
先日、友人の結婚式の二次会へ行ってきました。女性はドレスアップして、皆華やかな雰囲気。中でも、ヘアサロンで髪を整えてきた人は特に素敵な印象です。そう、髪の印象って、実はとても重要なんですよね。特別な日はもちろん、日常生活もしかり。ヘアサロンへ行く時間がとれないまま、自宅でもおざなりなお手入れでは、やはりイキイキした髪は手に入りにくいものです。
そこで、今回は自宅で手軽に使えるアイテムのひとつとして、パナソニック「頭皮エステ」をレポートします。
「頭皮エステ」とは
防水仕様なので、バスルームでの使用後はサッと汚れを洗い流して
お風呂で使える防水仕様のセルフヘッドスパアイテム。最近、美容室でのヘッドスパのほか、ヘッドスパ専用のサロンの人気が高まってきていますよね。実際、ヘッドスパ有名店に電話すると予約でいっぱいのこともしばしば。健康で美しい髪を育てるためには、まずその下地である頭皮環境を整えることが大切!ということで、地肌ケアに目を向ける人が多くなってきていることが伺えます。
バスルームで
防水タイプの簡単クイックマニュアル イラストで使い方をチェック
我が家では「頭皮エステ」はバスルームに置きっぱなし。バスタイム中、しかもシャンプー時に使うものだから、すぐ手にとれる場所に置いておきたいですよね。付属の置き台の上に置いておけばブラシの乾燥も保たれ、今までカビなどで悩むことは一度もなく済んでいます。もうひとつ付属で付いてくるのが、防水加工の紙を使った「簡単クイックマニュアル」。このマニュアルは、商品の頭皮への効果的な当て方をまとめたもので、覚えるまで商品の横に置いておくと便利です。
ブラシの独特な動き
両手の人差し指と中指をイメージした4つの動作軸
頭にシャンプーの泡がついた状態で、ブラシ部分を頭皮に当てていきます。ブラシ部分は大きく4つの動作軸があって、上下のブラシは同方向に動いて頭皮をはさんだりねじったりしています。一方、左右のブラシは逆方向に回転をしていて、頭皮を挟んで、引き上げてくれます。この複雑な動きが絶妙で、最初「人の手の動きのようだな」と感じました。それもそのはず、この動きはプロのハンドテクニック「フォーフィンガースパイラル」を再現しているそう。「フォーフィンガースパイラル」とは、両手の人差し指と中指の4本の指を開いて、指の腹を使って外回しに円を描く手技とのこと。なるほど、それで動作軸も4本付いているのですね。商品開発にあたっては、実際にエステティシャンの手の動きをあらゆる角度から読み込み、指の圧力や指先間ピッチ、指の大きさや指先回転直径を忠実に再現したとか。この複雑な動きで、髪が絡まるのではないか心配しましたが、その点は問題なく、ほっとしました。
ブラシの突起数悩んだ末に
最先端の4つの突起物
ブラシの構造をもう少し詳しく観察してみます。4つの動作軸からは、さらに4本づつ柱が出ていて、その先端には細かい3つの突起物があることが分かります。メーカーの方からのお話によると、4本の柱は、髪をかき分け、髪の奥にある頭皮までしっかり突起物を届かせてくれる役割があるそう。そして、この突起物は2つがいいか5つがいいか、開発段階で試作を重ねた結果、現在の数に最終決定したのだとか。
バスルームがより充実した美ケア空間に
頭がスッキリ、軽く
普段、動かすことのない頭皮をブラシが円をかくように動かしてくれて、使い終わった後は、頭がスッキリと軽くなったような気がしました。日頃の緊張感がとけて、ふっと力が抜け、素の状態に戻ったような感覚に。普段頭皮ケアをしていなかったので、特にそう感じたのかもしれません。
小顔印象、即効性はなくとも
以前ヘッドスパ専用サロンに行った時には、顔がひと回り小さくなった感じがし、そのおかげで顔のパーツが目立つようになった気もしましたが、「頭皮エステ」の使用だけでは、そこまで即効性はないように思われます。ただ、家庭で行うセルフヘッドスパとしては、本格的と言えるでしょう。なお、サロンと同じく、商品は頭頂部に向かって引き上げるように使用するのがポイントとされています。頭皮と顔は同じ一枚の皮膚なので、目では分からない程度ではありますが、小顔印象に近づいているとも考えられます。余談ですが「頭皮が1ミリたるむと、顔は1センチたるむ」といわれることがあります。顔の上にある頭皮がたるめば、そのまま皮膚が下に下がってくることから納得できますが、なんとも恐ろしい話。鏡を見ながら、耳の上あたりの皮膚を頭部に向けて引き上げてみて、顔のたるみが軽減されるようなら、要注意!頭皮ケアの始めどきかもしれません。
めざすべき頭皮の状態は?
「うるおいがあり、柔らかい頭皮」。これがめざすべき状態です。そのためには地肌を乾燥させない、固くしないことが大切です。日頃、爪をたててゴシゴシと髪を洗っていた方はご注意を。髪の洗いすぎや、刺激的な洗い方は乾燥を招きかねません。また、目を酷使すると頭皮が固くなることも。ストレスや睡眠不足も頭皮の固さの原因になるので気をつけたいですね。