胴体を支え、「くびれ」を作る『縁の下の力持ち』~腹横筋
前のページでご紹介した、3つの筋肉。
その筋肉の流れる方向を見ると、ある事に気づきませんか?
表面から奥へ行くほど、筋肉の流れが「たて」から「ななめ」へと変化していきます。
そしてこれら3つの筋肉のさらに奥にあるのが、「腹横筋(ふくおうきん)」。
前ページの3つの筋肉の下に隠れている「腹横筋」
この「腹横筋」肋骨の裏側からお腹の中心に向かって流れています。よく見てみると、前ページ1 の「腹直筋」が縦向きだったのに対して、この筋肉はほぼまっすぐに横向きです。
この筋肉が、コルセットのように身体を支えてくれています。
朝一番に大きく背伸びをする時、自然に使われる筋肉が、この「腹横筋」です。
さて、ここまで見てくれば、「どの筋肉を使えば効果的か?」一目瞭然でわかってきますね。
腹直筋を使って縦に身体を縮めるよりも、
腹横筋を使って、帯をしめるようにウエストをながく引き伸ばす!
これがウエストの「くびれ」への近道です。
ご紹介していきましょう!!