グリッシーニはこねて発酵させて、細長ーくして焼くだけの簡単レシピ
グリッシーニはイタリアの食堂などでは、卓上に置かれているスティック状のポリポリとしたパンです。パン生地の一次発酵を終えたら、もう後は細長く成形して、高温で焦げる直前まで焼くだけ。台所仕事に興味を持ち始めたお子さんと一緒に挑戦するのもよし。ホームパーティでつまみが足りないときに、ちょちょっとつくるのもよし。今回はシンプルに塩味ですが、フレーバーソルトや粉チーズ、黒コショウ、ごま、青のりなどをふるなど、バリエーションを広げることができます。
失敗知らずのグリッシーニの材料(20~30本分)
失敗知らずのグリッシーニの作り方・手順
グリッシーニ
1:下準備をする
水にインスタントドライイーストを溶かしておく。ビニール袋にまず強力粉、塩、砂糖を入れて、口を絞って全体が混ざるようにふる。オリーブオイルとイーストを溶かした水も加える。
2:ビニールの口を結ぶ
ビニール袋の空気を抜いて、口を上のほうで結ぶ。握るようにしてこねる。ビニールが切れないように注意!
3:こねる
5~10分こねると、生地がまとまり、ビニール袋の内側から生地がきれいに離れるようになる。ここまできたら、こね終了。
4:発酵させる
そのまま室温において、発酵させる。夏なら30分程度。寒い時期なら1時間程度。
5:取り出す
発酵後の生地はふんわりとふくらみ、ひと回り大きくなる。ビニールの上から、生地を軽くつぶして取り出す。
6:細長くする
生地を適当な大きさにちぎり(20~30個分)、団子状に丸めてから、手のひらで転がして細長くする。
7:形を調整する
食べごたえ重視なら太めに、ポリポリを楽しみたいなら細めに伸ばす。先端をマッチ棒のように太めにすると、しゃれた形になる。
8:オリーブオイルを塗る
オーブンシートを敷いた天板に並べ、刷毛でオリーブオイルを全体に塗る。
サラダオイルでもいいが、オリーブオイルのほうが仕上がりの風味が断然いい。9:焼く
全体に塩をふる。食感に変化をつけたいときは、写真のように岩塩をふってもいい。塩とともにゴマ、黒コショウ、粉チーズなどをふると、味のバリエーションに。210℃に温めたオーブンで約15分、かなり濃く焼き色がつくまで、カリカリに焼く。
ガイドのワンポイントアドバイス
お休みの日に家族でつくって、子供はおやつとして、親はビールのつまみとして楽しんではいかがでしょう。生ハムを巻きつければ、アンティパストにもなります。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。