7.大きな収納
これは最も簡単。特大のウォークインクロゼットである。となりの部屋の大きさと比べると5~6畳程度ありそうだ。マンション購入者の後悔で一番多いのが収納。「これだけあれば絶対大丈夫」というくらいが丁度良い。収納は面積も大事だが、「どこにあるか」も重要。この場合、欲をいえば、共用スペースにも収納棚があればなお良かったか。下駄箱もしかりで、家族の人数次第では、もう少しゆとりが欲しいところ。間取りは理想をいえばきりがない。最後は住み手の工夫にゆだねるしかないのだ。
間取りの見方は人それぞれ。十人十色のライフスタイルがあるから当然のことだ。しかし、万人に共通したチェックポイントもある。91.32平米、3LDKの間取りを例に出題してみよう。図面を見て、いくつ特徴を指摘することができるだろうか。基本的な注意事項でも、意外に知らないケースが多い。この機会に間取りの見方を知っておこう。