高級マンション/高級マンション選び

この間取りの特徴と思われる点を7つあげよ。(5ページ目)

間取りの見方は人それぞれ。十人十色のライフスタイルがあるから当然のことだ。しかし、万人に共通したチェックポイントもある。91.32平米、3LDKの間取りを例に出題してみよう。図面を見て、いくつ特徴を指摘することができるだろうか。基本的な注意事項でも、意外に知らないケースが多い。この機会に間取りの見方を知っておこう。

坂根 康裕

執筆者:坂根 康裕

高級マンションガイド


4.北側居室も整型(小さい部屋ほど形が大事)

次に、5.4畳の「洋室(3)」にも柱型がでていないこと。通常、LD側がアウトフレームであっても、逆側の居室では柱が出ている場合が珍しくないが、この間取りは双方に柱が(ほとんど)出ていない。
91.32平米の3LDK、南向きの間取り

91.32平米の3LDK、南向きの間取り


部屋を見るときは、どうしても数字(畳数)ばかりを重視するきらいがあるが、小さい部屋ほど形が重要。子ども部屋にしたくても、ベッドと机がうまくレイアウトできなければ納戸として使うしかない。「ベッドを置いたら、ドアが半分しか開かない」、「勉強机の椅子を引けばベッドにあたる」といったようなトラブルは決まって一番小さい居室で起こりうる。

  • 前のページへ
  • 1
  • 4
  • 5
  • 6
  • 9
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます