4.北側居室も整型(小さい部屋ほど形が大事)
次に、5.4畳の「洋室(3)」にも柱型がでていないこと。通常、LD側がアウトフレームであっても、逆側の居室では柱が出ている場合が珍しくないが、この間取りは双方に柱が(ほとんど)出ていない。部屋を見るときは、どうしても数字(畳数)ばかりを重視するきらいがあるが、小さい部屋ほど形が重要。子ども部屋にしたくても、ベッドと机がうまくレイアウトできなければ納戸として使うしかない。「ベッドを置いたら、ドアが半分しか開かない」、「勉強机の椅子を引けばベッドにあたる」といったようなトラブルは決まって一番小さい居室で起こりうる。