ウォーキング/ウォーキング関連情報

手作りドリンクで真夏ウォーキングトラブル防止!(2ページ目)

真夏のウォーキングは、通常よりも身体からの水分を消失しやすい環境となりますので、トラブル防止のために、「水分補給」を意識的に行う事が大切です。今回は、ウォーキング時の炎天下でのウォーキングに最適な手作りドリンクをご紹介します。真夏もウォーキングで「美」と「健康」キープしましょう!

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド


ナトリウム濃度がポイント!


電解質を補給

電解質を補給

多量の汗をかく真夏ウォーキングは、ナトリウムやカリウムなどのイオン(電解質)も同時に体外へ消失されますので、水道水やお茶を飲むだけでは、失われた電解質を補給することは難しいといえます。

通常のウォーキングでは、市販のイオン飲料で充分ですが、真夏の屋外で、大量の汗をかいた場合は、急な脱水を起こす可能性があるため、吸収をよくするために、ナトリウム濃度を少し高いものを補給する必要があります。

急な脱水の際は、塩分濃度の高い「経口補水液」が症状改善に良いとWHOでも発表されています。日本では、2004年消費者庁特別用途食品大塚製薬 WHOの基準よりもナトリウム濃度が3割程高いものが市販されています。

 

簡単手作りドリンク

今回は、真夏ウォーキングに適している、ドリンクを二種類ご紹介します。
手作りドリンクは、衛生面を考慮して、一度に作る量は1リットル程度にとどめ、作り置きは避けてください。

ウォーキングの際の手作りドリンク】
真夏ウォーキングの際に失われやすい水分・ミネラル補給は勿論のこと、レモンやライムなどのクエン酸は疲労物質の消去に役立つと言われています。
また、はちみつに含まれている果糖は吸収が早く、エネルギーとして使われやすいだけではなく、はちみつには、果糖のほかに、ビタミン、カリウムマグネシウムミネラルなども含まれていますので、体力の消耗が多い真夏のウォーキングには、適している食品といえます。

材料:1リットル はちみつ大さじ2~3  塩小さじ1/2 レモン・ライム半分


ウォーキングの後に、コップ一杯程度の牛乳(たんぱく質)をとると、血液の量が増えることにより、体温調節する機能が改善され、熱中症になりにくい身体になると言われています(豆乳やヨーグルトでもOKです)。

【脱水時の補給ドリンク】
脱水の際の経口補水液は、ナトリウムや水分を効率よく吸収させるために、血液よりも浸透圧が低い方が望ましいとされています。
塩分量が多いので、高血圧や心疾患の方は医師に相談してください。

材料:水1リットル、砂糖小さじ4杯、塩小さじ1/2 重層少々(加えると水分の吸収が良くなります)

作り方:上記を混ぜるだけです。
気温が35度を超える時などのウォーキングの際に、脱水の予防に持参するのもおすすめ。また、市販の経口補水液を自宅に常備しておくのも便利です。

こまめな水分補給で夏ウォークを楽しもう

こまめな水分補給でトラブル解消

こまめな水分補給でトラブル解消

真夏ウォーキングは、水分補給の他に、時間や服装に気をつけましょう。(「ここに注意!夏ウォーキングを楽しもう」過去記事参照)

自らの身体を動かし、汗を流すことは、新陳代謝が高まり身体の老廃物を排出し、更に筋力アップにもつながりますので、「美」と「健康」に良い影響をもたらします。ウォーキングの際に少しでも体調の異変に気がついたら、風通しの良い日陰で衣類をゆるめて休みましょう。更に、アイスバックなどで首元などの動脈を冷やす応急処置を。

夏バテしない、暑さに強い身体作りが、秋に向けての身体作りに大きく影響しますので、無理ない範囲でウォーキングを継続しましょう。
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気のウォーキング用品をチェック!楽天市場で人気のウォーキング用品をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    (ミーコ)明日きれいになれる!ビューティ特集&コラム

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます