オプションの中身
「プラウドタワー東雲キャナルコート」は震災後初の湾岸タワーマンションとして注目された物件である。販売センターには、モデルルームのスペースを1住戸分潰して、防災の説明をするコーナーを設けるなど、これまでにない取り組みをした物件でもある。詳しくは「プラウドタワー東雲」第1期250戸即日完売の舞台裏を参照。今回の「ユナイテッドアローズ」とのコラボの中身は、契約者に対するオプション商品の提供。具体的には、壁面収納パーツ、収納スペースにおける収納家具やグッズの販売である。各部の価格は契約者以外には公開していない。
サンプルは、販売センターの中の「PROUD with UNITED ARROWS」と名付けられたコーナーに集められている。そこには、コンセプトを表現した「コンセプトルーム」、廊下収納を表現した「コリドーラック」、ワードローブを収める「ウォークインクローゼット」「シューズクローゼット」「システム収納」の3つが表現されている。
異業種コラボの発展に期待
デベロッパーと異業種企業のコラボレーションは三菱地所と「アフタヌーンティ」や「無印良品」などが実例として挙げられる。が、生活雑貨や家具といった住宅関連業界とは一線を画す、今回のアパレル業のような異業種協業は珍しい。いずれにしても、共通していえることは、話題性の創出に加え、不動産業にはない視点でモノづくりを見直す機会になるところ。各業界のプランド企業が斬新なアイデアを提供することでマンションがさらに洗練された商品になることを期待したい。
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