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コピー用紙メモの進化版(3ページ目)

コピー用紙という、どこでも手に入る紙を使った「保存するメモ帳」。これをさらに進化させた、その名も「薄いメモ帳」が登場しました。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

めくっていくだけで書き進められる

今回のメモは横開きなっているので、1、2ページをいっぺんに書き込めるというメリットがある。前回のものは1ページずつ紙を折り返す必要があったので、スムーズに使えるようになっている。しかし、今回のものにも一つだけ弱点がある。それは後ほど。
薄いメモ帳

このように、1ページ、2ページと書いていく。見開きなので書きやすい

3ページ目に書く時は、普通のノートのようにめくっていけば3、4ページが出てくる。
薄いメモ帳

ページをめくると、3、4ページに

問題は、この次の5ページ目以降だ。このやり方が実に斬新。ここでメモ帳をいったん閉じて、上下逆さまに持ちかえる。この時注意するポイントは、ペンホルダーを右側にしたまま上下逆さまにするということ。こうすると先程とは変わって表紙はブラック一色となる。
薄いメモ帳

いったん表紙を閉じて、ペンホルダーを右側に保ちながらメモ帳を上下反転させる。すると、今度はこのようにブラックが表紙にくる

再び表紙を広げ、折りたたまれた紙を横に広げ、真ん中を谷折りする。こうすると5、6ページ目が現れる。
薄いメモ帳

中をあければ、5、6ページとなっている

5、6ページを書き終われば、先程と同じようにページをめくれば、7ページ目が出てくる。
薄いメモ帳

さらにめくると、今度は7ページだけ

しかし、今度は7ページ目だけで8ページ目はない。先程、弱点と言ったのはこの部分で、片面8ページのうち7ページまでしか使えない。8ページ全てを書きたいという人は、従来の「保存するメモ帳」を使うのがいいと思う。一方、1ページ少なくても、めくるだけで書き進められる機動性を優先させたいのなら、今回のタイプがいい。
薄いメモ帳

ペンホルダーも上下反転させることを想定して上下どちらからでも入れられるようになっている

私は機動性を優先させたいので、どちらかと言うと今回の方がしっくりとくる。この逆さまに使うということがあるので、あえて表紙にレッドのさし色があった訳だ。これによりポケットから取り出した時にどっちの面を表紙にすべきかがすぐ分かる。なお、取り外して紙を裏にする必要があるが、裏面も同じように使っていくことができる。

【関連リンク】
保存するメモ帳 メーカーサイト

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