ストレッチ/悩み解消ストレッチ

体を芯からやわらげる!健康ストレッチ(2ページ目)

気軽に始められるストレッチが今大人気です。しかし、正しいやり方をきちんと理解し、実践しないと効果も半減してしまします。本書では、ストレッチの効果を最大限にするために、「抗重力筋」のケアに着目したストレッチをご紹介しています。「抗重力筋?」と思った方は、今すぐチェックしてみましょう!

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド


90%以上の日本人が肩の不調に悩まされている?

多くの人が悩まされている「肩コリ」。肩の疲労に最も関係しているのが、肩甲骨周りに位置する僧帽筋と言う筋肉です。この筋肉の反対側にあるデコルテ部分の大胸筋が縮むと、肩コリへと発展。そこでまず、胸を開き、肩甲骨を内側に引き寄せるストレッチでニュートラルに戻し、僧帽筋をほぐしていきます。

更に肩コリの原因となるのが、腕の重みを支える上での疲労ってご存知でしたか?成人の場合、片腕の重さは4-5キロあると言われています。その重みを支える肩周辺の筋肉に疲労が溜まり、猫背やコリとして現れるのです。肩コリと言っても、その原因は腕からかも?と腕のコリもみながら、ストレッチするようにすると案外早く肩コリが解消されるかもしれません。

1.手をあげる

まっすぐに立ち、手を体の後ろに出し、腰の高さまで上げます。胸が開いている事を意識しながら、手のひらを小指側から開いて外側にまわし3秒キープ。
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2.手のひらを回す
手のひらを小指側から内側に回し、3秒キープ。1,2を2回ほど繰り返します。
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このストレッチでは、主に上腕二頭筋(力こぶ)の疲労を取っていきます。なぜなら、肩と腕は繋がっているように見えますが、実は肩甲骨から出る腕の骨は、肩からぶら下がっている状態。これを支えるのが上腕二頭筋であり、とても疲労が溜まりやすい部位なのです。

目安の回数:2回
優位になる自立神経:副交感神経
オススメ時間帯:仕事中・お風呂上り
改善できる悩み:疲れ・重さ(だるさ)・動かしにくい
改善できる症状:肩コリ

次ページでは「腰痛に効くストレッチ」をご紹介します。
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