一人暮らしの食費の平均はいくら? 自炊と外食、どっちがお得?

自炊、外食、中食、お得なのはどっち? 一人暮らしの食費、平均額はいくら?

自炊、外食、中食、お得なのはどっち? 一人暮らしの食費、平均額はいくら?

自炊をすれば食費の節約になると言われています。しかし最近は安く食べられる外食や中食(惣菜や弁当など)も多く、また1人分の食事を作るのは無駄が多くなるため、かえって高くつくという声も。実際のところ、一人暮らしの食事はどう用意するのが一番お得なのでしょうか。

ちなみに一人暮らしの食費の平均は、月額約40000円(2016年、総務省統計局調べ)。社会人か大学生かなど、状況によって差は生じると思います。

自炊派vs外食派vs中食派。1週間の食費を計算してみよう

まずはそれぞれ自炊・外食・中食のみで3食食事をしたとき、1週間でいくらかかるのか、大まかにシミュレーションしてみましょう。

■自炊派
自炊派の1週間分の買い物リスト

自炊派の1週間分の買い物リスト

【1週間分の買いもの】3053円
3食調理するとしたら、野菜などをバランスよく食べても1週間で3000円程度。ときどき外食をしたり、嗜好品を購入したとしても、1カ月で2万円以内には収まるイメージです。ただし、水道光熱費は外食派・中食派と比べると、やや高くなります。

 

■外食派
外食の場合、朝食300円、ランチ700円、夕食800円で、1日約2千円のイメージ

外食の場合、朝食300円、ランチ700円、夕食800円で、1日約2000円のイメージ

【平日】9000円
朝食 300円×5日間=1500円
昼食 700円×5日間=3500円
夕食 800円×5日間=4000円

【休日】4000円
朝食 なし
昼食 1000円×2日間=2000円
夕食 1000円×2日間=2000円

【合計】13000円

朝から外食をする人は少ないと思うので、朝食はコンビニで買う(パン2個と野菜ジュース)ことにしました。外食派はどういったお店に行くかで金額に差がでますが、比較的栄養バランスの整った定食などを食べたとして、ランチを700円、夕食を800円と設定し、1日2000円程度かかるイメージとすると、1カ月では6万円前後かかります。夕ご飯ついでにお酒を飲むような場合は、より高くなります。

■中食派
お弁当や惣菜などの中食は外食よりリーズナブルですが、味や種類にマンネリを感じることも

お弁当や惣菜などの中食は外食よりリーズナブルですが、味や種類にマンネリを感じることも

【平日】6500円
朝食 300円×5日間=1500円
昼食 500円×5日間=2500円
夕食 500円×5日間=2500円

【休日】4000円
朝食 なし
昼食 500円×2日間=2000円
夕食 500円×2日間=2000円

【合計】10500円

コンビニや惣菜店などでお弁当などを3食買って食べると、安めに見積もっても1日1000円程度。1カ月では約4万円かかり、栄養バランスを考えて食事をしようとすると、もっと高くなります。

このように、単純に計算すれば自炊が最も食費がお得。ただし、何をどのくらい食べるか、それぞれどのくらいの頻度で食べるかで、その金額は当然変わってきます。外食とはいえファストフードのハンバーガー1個で済ませたり、100円ショップのレトルトや冷凍食品を買えば、1食100円で済んでしまいます。とにかく食費を押さえて、お腹を満せばいいというのであれば、自炊でなくても節約は可能です

それでも自炊をしたいと思うのは、「栄養バランスを意識できる」「自分の好みの味で食べられる」というメリットがあるから。外食で美味しく栄養バランスのよいものを食べようとすれば、それなりの対価を支払わなければなりません。

自炊・外食・昼食のコンビネーション派の食費はいくら?

コンビネーション派の食費

コンビネーション派の食費リスト

実際の一人暮らしでは、毎日3食をすべて同じ方法で用意していない人が多いでしょう。例えば、朝食は自炊、昼食は外食や中食中心、夕食は週4回の自炊というパターンで計算してみましょう。

■コンビネーション派
【自炊・1週間分の買いもの】1875円

【外食・中食】6500円
昼食 700円×5日間=3500円
夕食 1000円×3日間=3000円

【合計】8375円

 
でも、自炊が健康と節約につながるとわかっていても、帰りが遅くなって料理をする時間も気力もなくなってしまったり、急なお誘いで外食してしまうというのもよくあること。そうすると、どうしても買ってきた食材に無駄が出てしまいがちです。自炊できるときだけするという形でも、無駄も無理もなく続けて節約するためには、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。

一人暮らしで、節約&健康的な自炊生活を送るコツ

毎日料理ができないなら、食材は買いすぎないこと。一人暮らしは安さだけにつられると、かえって損することもありますよ

毎日料理ができないなら、食材は買いすぎないこと。一人暮らしは安さだけにつられると、かえって損することもありますよ

■コツ1:作るものを決めてから買い物をする
食材を見ただけで料理のイメージができる料理上手さんなら、そのときに安いものを買うというのもアリです。でも、レシピ本を見ながらでないと料理が作れないという初心者さんは、買い物前に何を作るか、すでに冷蔵庫に残っているものと相談してからお買いものすることをおすすめします。

決めておかないと「安いから」「食べてみたいから」といった理由で余計なものを買って、結局使いきれずに無駄にしてしまいがち。料理に慣れるまでは割高になっても、必要なものを必要なだけ買う方がお得です。

■コツ2:とにかく買いすぎない
買ったものをしっかり食べ切ることが自炊生活のツボです。自分が1人で食べるということ、また急に自炊できなくなることを常に頭に置き、買いすぎないことを意識しましょう。大袋の方が割安であっても、食べ切れなければ、単なる無駄遣い。長期保存ができるものでも、しまったまま忘れてしまうということがよくあるので注意してください。

■コツ3:食べ切れなければ、すぐ冷凍
自炊をするつもりだったのに、急な残業やお誘いなどで食材が余ってしまうことがあります。食べ切れないとわかったら、すぐに冷凍保存する習慣をつけましょう。冷凍保存のポイントはガイド記事「美味しいご飯の冷凍保存術」にまとめてあります。

■コツ4:日持ちする食材を知っておく
野菜をたっぷり食べたいというのが自炊をする理由の1つに挙げられますが、野菜は日持ちがしないものも多くあります。一般的に葉物は日持ちしにくく、根菜は長く持ちます。傷みやすいものから料理に使ったり、自炊が続かないときは葉物を買うのは控えたりするよう意識すると、食材を無駄にすることが少なくなります。ガイド記事「野菜を長く美味しく食べる 選び方と保存法」では、野菜を最後まで食べ切るヒントを紹介しています。

■コツ5:手作りお弁当を持っていく
1食分の食事をきっかり作るというのは難しいもの。作りすぎてしまったものや早く食べ切らないといけない食材があったら、お弁当で消化してしまうのがおすすめです。1食分に足りなくても、ご飯と1品だけ持っていき、あとはお惣菜を買い足すなどしてもいいでしょう。毎日でなくても、残りものがあるときだけでも持っていってみてはいかがでしょうか。

■コツ6:ご飯だけでも用意する
料理をする時間がない、面倒だという人でも、炊飯器でご飯を炊くだけなら、それほど負担なくできるはずです。例えば、毎朝コンビニで100円のパンを2個買っていたとしたら、ご飯を炊いて、それにインスタントみそ汁、納豆をつけても100円以下。まずは朝食だけでも自分で作って食べるよう心がけてみましょう。

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