野菜
野菜をちゃんと食べたい。でも、無駄になってしまいそうで怖い。そんなときは選び方と保存法を見直してみましょう。
一人暮らしの食生活は野菜不足になりがち。ちゃんと食べなきゃいけないのはわかっていても、毎日自炊をする暇がなく、全部食べきる前に悪くしてしまったり、一人分には分量が多すぎて、毎日同じ野菜を食べ続けなくてはならなかったり…。特に、夏に向かうこれからの時期は傷みやすくなるので、心配です。

ただし、野菜は選び方や保存法によっては、どれだけ日持ちするかは変わります。そこで今回は、野菜をムダにすることなく、最後まで美味しく食べる方法について紹介します。

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■ 鮮度を見分ける目を持とう
■ 一人暮らしなら、食べきれる量だけ買うのも手
■ 育てられているときと同じ状態がベスト
■ 新聞紙+ポリ袋で鮮度を長持ち
■ 冷蔵庫に入れてはいけないものもある
■ 食べきれないときは一手間かけて冷凍保存


鮮度を見分ける目を持とう

八百屋
買うときに野菜をよく見る習慣をつけるだけでも、野菜の日持ちが変わることも。「どれでもいいや」ではなく、しっかりチェック!
同じ日に買った、同じ種類の野菜でも、その後どれだけ新鮮さを保ったまま食べられるか、大きな差がつくことがあります。それは鮮度の差。当然、新しい野菜の方が日持ちし、味もよく、栄養も豊富です。

どういった野菜の鮮度が高いのかを見分けるためには、日頃からよく野菜をチェックする習慣を持つのが一番です。とりあえず必要だからと買ってしまわず、じっくりひとつひとつ手に取って、よくチェックしてみましょう。それぞれの野菜によって見分け方は違いますが、ごく基本的なこととして、葉が黄色くなっていたり、実が柔らかくなっていたりするものを避けるだけでもずいぶん違います。

また、お店によっても仕入れのタイミングが違いますので、もし近所で数軒から選ぶことができるのであれば、それぞれに足を運んで、最も鮮度の高いものを扱っているお店を見つけましょう。八百屋さんなど店員さんと近い距離で買い物ができるお店では、美味しい野菜について聞いてみるのも楽しいかも。

● 野菜の選び方

トマト
ヘタの部分が緑色をしており、ピンと立っているものが鮮度が高い。実が角ばっているものは中身がスカスカになっていることがあるので、丸いものを選ぶ。
キュウリ
表面のトゲトゲがとがっているものの方が新鮮。緑色が濃いものを選ぶ。
にんじん
鮮やかなオレンジ色で、表面がなめらかなものを選ぶ。表面や切り口が茶色や黒に変色しているものは鮮度が落ちている。
レタス
切り口が白いもの。葉先が茶色くなっていないもの。持ったときに重いものは成長しすぎており、傷みが早い上に苦味を感じることもある。
キャベツ・白菜
重みがあり、巻きがしっかりとしているものを選ぶ。カットしたものは傷みやすいが、買うときは切り口を見て、白いものが鮮度が高い。白菜は時間が経つと、切り口の部分が盛り上がってくるので、平らなもの。
ナス
ヘタのトゲが痛いくらいにとがっているものが新鮮。色が濃く、表面にハリやツヤがあるものを選ぶ。
だいこん
ずっしり重みがあるものの方が新鮮。葉がついているときは、黄色くなっていないものを選ぶ。カットしたものは断面を見て、スが入っていないもの。
玉ねぎ
芽や根の出ていないもの。丸みがあり、固く、重いものを選ぶ。
じゃがいも
芽が出ていないもの。皮に傷やシワがないものを選ぶ。
かぼちゃ
丸ごとのものはずっしりと重みがあるものの方が実が詰まっている。カットしたものは実が厚く、種が丸みをもって育ち、ぎっしりと詰まっているもの。皮の色が濃いものはよく熟している。
ごぼう
泥つきの方が鮮度が保たれる。ひげ根の少ないものの方が鮮度が高い。洗いごぼうはやや湿っていて、ひびが入っていないものを選ぶ。
ブロッコリー
つぼみが小さく、締まっているもの。黄色がかっているものは鮮度が落ち始めている。紫がかっているものは寒さによるもので、味・鮮度に問題はない。
ほうれん草・小松菜
葉の緑色が濃く、厚みのあるもの。根の切り口がみずみずしく、ほうれん草は根元の赤みが強いものが鮮度が高い。
ネギ
長ネギは緑と白の部分がはっきりと分かれており、触ったときに弾力があって、しっかりと締まっているもの。葉ネギは緑色が鮮やかで、先端までピンととがっているもの。
しいたけ
かさの裏側が白いものの方が新鮮。かさがあまり開いていないもので、肉厚なものがよい。


一人暮らしなら、食べきれる量だけ買うのも手

カット野菜
割高でモッタイナイと思うかもしれませんが、一人暮らしなら、やっぱり便利なカット野菜。少量で手軽に野菜が食べられます。
スーパーなどで売られている一人分用のカット野菜は、洗ったり切ったりといった作業の中で、丸ごとの野菜を購入して調理する場合よりも、鮮度や栄養が落ちてしまいます。また、値段も自分で調理するよりも高め。

ただし、一人暮らしで自炊をする余裕があまりなく、一袋や丸ごと買っても食べきれなかったり、切る時間もモッタイナイという悩みがあるのであれば、こちらの方が手間もお金も無駄にならない場合もあります。また、長期間保存できる冷凍食品の野菜素材を使うことも、一人暮らしにとっては野菜不足を補うためのひとつの手です。

ただし、野菜そのものよりも傷みやすいカット野菜も買うときには、鮮度のチェックは欠かせません。自分の目で見て、切り口などが茶色くなっていたり、水気が多く出ているようなときには購入を控えるなどするようにしましょう。


次のページでは、買った野菜をできるだけ新鮮に、美味しく保存する方法について紹介します。無駄なく食べれば、節約にも!>>次のページへ