割高? 美味しくない? そんな疑問や不安について徹底研究

「自炊をしようと思うけれど、続かない」という人にとって、何が最も面倒なのかといえば、食材を“切る”手間なのではないでしょうか。そんな手間を省くことができる便利なアイテムがスーパーやコンビニで売られているカット野菜。最近は値段がぐっとリーズナブルに、また種類も豊富になって、一人暮らしを中心に人気が高まっているそうです。

でも、カット野菜って「ものすごく割高じゃないの?」「鮮度が落ちていて、美味しくないんじゃないの?」なんて疑問や不安もあるのではないでしょうか。そこで今回、コンビニで購入できるカット野菜を徹底研究。カット野菜を使ったお手軽スピードレシピもご紹介します。


定番カット野菜「キャベツの千切り」研究

カット野菜といえば『キャベツの千切り』。キャベツは肉料理などのつけ合わせとしてもたっぷり食べたいところですが、細かく刻むのは面倒なもの。でも、普通に買うよりもあまりに高いと考えものです。実際のところはどうなのでしょうか。

■セブンイレブンの「千切りキャベツ」
キャベツの千切り

セブンイレブン『キャベツの千切り』

内容量:150g
値段:100円
消費期限:加工日より3日間・店頭購入日より2日間

■スーパーで購入したキャベツ一玉
キャベツの千切り

自分で切った150g分のキャベツの千切り。キャベツの葉約3枚分

量:862g(外葉と芯を外した状態)
値段:198円

■値段
スーパーで買ってきた一玉のキャベツからカット野菜と同量の150g分を千切りにしたところ、大きめの葉約3枚分でした。重量から150g当たりの金額を換算すると、34.5円。かなり割高であることは間違いありません。

 

■味・鮮度
千切りキャベツ

切りたての瑞々しさはないですが、十分美味しく食べられます

千切りキャベツに市販のドレッシングをかけて、そのまま食べてみました。切りたてのキャベツと比べると、見た目も味もややパサついて水分が抜けているように感じますが、マズイというわけではありません。自分で切るよりも細かく切れている分、口当たりの良さはあります。

 
次は、野菜炒め用のカット野菜「ミックスもやし」を徹底研究します。


野菜炒め用カット野菜「ミックスもやし」研究

■ローソンの「ミックスもやし」
ミックスもやし

ローソン『ミックスもやし』

内容量:300g(実測 321g)
値段:100円
消費期限:加工日より3日間・店頭購入日より1日間

分量内訳:総量321g
もやし:225g
キャベツ:63g
にんじん:16g
ゆき菜:17g

■スーパーで購入した野菜
ミックスもやし

『ミックスもやし』の食材を分類し、それぞれ重さを測りました

もやし(250g・実測268g):38円
キャベツ(一玉・862g):198円
にんじん(3本・356g):158円
小松菜(一袋・255g):198円

■値段
『ミックスもやし』の中身を素材ごとに分け、それぞれ重さを測った上で、その重量からスーパーで購入した野菜と費用の比較をしてみたところ、もやし(225g)=31.9円、キャベツ(63g)=14.5円、にんじん(16g)=7.1円、ゆき菜(17g)=13.2円となり、合計66.7円となりました。

これを高いと思うか、安いと思うかは人によるところですが、ガイド個人としては安いように思いました。なお、ゆき菜はスーパーでは手に入らなかったため、似た野菜である小松菜で代用計算しています。

■味・鮮度
ミックスもやし

炒め物にして油分が加わることで、水分が抜けた印象だったのが気にならなくなりました

『ミックスもやし』にベーコンを加えた野菜炒めにしました。炒めるまでは、特ににんじんがパリパリと乾燥した状態で鮮度が悪く美味しくなさそうに見えましたが、炒めてみれば、自分で切った野菜で作ったものとそん色ない仕上がりでした。味についても、ニオイや食感なども気になるところなく、普通に美味しく食べられます。

 
次にカット野菜の上手な使い方と、誰にでも簡単に作れるカット野菜の超スピードレシピを紹介します。


一人暮らしのカット野菜の上手な使い方

野菜

野菜不足になりがちな一人暮らし。コンビニで購入したカット野菜を職場などで食べる人も多いようです

ガイド自身はこれまでカット野菜を購入した経験がほとんどなく、正直言えば、すごく高くて美味しくないというイメージを持っていました。でも、今回実際に使ってみて、使いようによっては便利なものだという印象に。

特に一人暮らしで「野菜が余るから」「切るのが面倒だから」という理由で完全に自炊や惣菜に頼っているなら、カット野菜が利用するのがおすすめ。外食するよりはリーズナブルに、より豊富に野菜を食べることが可能です。

なお、「カット野菜は栄養がない」と言われていますが、実際に鮮度の高い丸のままの野菜を買ってきて、すぐに調理するのと比べれば、栄養価は落ちている可能性が高いです。ただし、まったく栄養がないというのはデマ。野菜の少ない食生活が続いているのであれば、カット野菜でも食べた方がいいでしょう。

●洗わなくていい
ほとんどのカット野菜はカットされた段階で洗ってあるため、もう一度洗う必要はありません。ちょっとした手間ですが、袋からそのまま出して盛りつければいいのはラク。

●いつでも値段が均一
時期や気候によっては野菜が高いこともありますが、基本的にカット野菜は値段が一年中ほぼ均一のため、タイミングによってはオトクなことも。

●洗い物が減る
包丁やまな板などを使わずに済むため、洗い物が減って、自炊の負担が軽くなります。

●切り方がキレイ
千切りや薄切りなど細かく均一に切られています。


カット野菜で火も包丁も使わない超スピードレシピ

切らずに調理するだけというカット野菜のメリットを活かした超スピードレシピを2品ご紹介します。火も包丁も使わないので、忙しいときや疲れているときでも簡単に美味しいご飯にありつけます。

■簡単サラダパスタ
簡単サラダパスタ

簡単サラダパスタ

ローソン『シャキッとおいしい彩りグリーンサラダ』

ローソン『シャキッとおいしい彩りグリーンサラダ』

利用したカット野菜:ローソン「シャキッとおいしい彩りグリーンサラダ」 158円

【作り方】
1. スパゲティを表示通りに茹で、茹であがったら、冷水にとって水気をよく切ります。
2. 「シャキッとおいしい彩りグリーンサラダ」(1/2袋)とツナ(1/2缶)、ちりめんじゃこ(適量)を乗せ、マヨネーズとポン酢(適量)をかけて、よく混ぜながら食べます。お好みのドレッシングを使っても◎。

■簡単ビビンバ
簡単ビビンバ

簡単ビビンバ

ローソン『4種野菜をバランスよく食べるもやし野菜炒め』

ローソン『4種野菜をバランスよく食べるもやし野菜炒め』

利用したカット野菜:ローソン「4種野菜をバランスよく食べるもやし野菜炒め」 105円

【作り方】
1. 「4種野菜をバランスよく食べるもやし野菜炒め」(1/2袋)を耐熱容器に入れ、ラップをし、電子レンジで1分半加熱します。ごま油(小さじ1)、おろしにんにく(少々)、黒すりごま(小さじ1)、塩(少々)でよく和え、ナムルを作ります。
2. 牛細切れ肉(80g)に醤油(小さじ1)、みりん(小さじ1)、ごま油(小さじ1)をよく揉みこみ、耐熱容器に入れ、ラップをし、電子レンジで1分加熱します。一度取り出し、よく混ぜてから、もう一度1分加熱します。
3. ご飯の上にナムルと牛肉を乗せたら、できあがり。お好みでコチュジャンを添えてください。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。