和菓子/甘味処

「おしる古 いもり」こし餡に実力あり!

東京・泉岳寺の甘味処「おしる古 いもり」。「きなこプリン」で知られますが、今回は、店主の宮崎さんが力を注ぐ餡に注目。ふっくらと炊けたささげのお赤飯も見逃せません。

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

「おしる古 いもり」 

東京・泉岳寺の甘味処「おしる古 いもり」。「きなこプリン」で知られますが、今回は、店主の宮崎さんが力を注ぐ餡に注目。ふっくらと炊けたささげのお赤飯も見逃せません。

「おしる古 いもり」と「きなこプリン」 

おしる古 いもり

「おしる古 いもり」1階はテイクアウトで2階は10席ほどの喫茶スペース

お菓子を作り、食べることが大好きという宮崎智子さんが、会社員から転身し、「おしる古 いもり」を始めたのは2005年の夏。上野や神田の老舗甘味処でのアルバイト経験を生かし、ほぼ全てを1人で手作りします。
きなこプリン

「きなこプリン」(1個300円)

1番人気は、テイクアウトの「きなこプリン」。主役のきなこに生クリームと牛乳を合わせ、卵を使わずに寒天で固めたもの。とろりと滑らかで甘さは控えめ。きな粉の香りは豊かですが、粉っぽさやもたつきはなく、喉越しはするり。自家製の黒蜜が添えられていますが、そのままでも十分楽しめます。

元々ヨーグルトやゼリー、ババロアのように口当たりの良いお菓子が好き、という宮崎さん。自分が毎日食べたくて作ったようなもの。あくまでもサブのつもりだった、というメニューが、今やメインの1つです。

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