最近、あるDINKSのご夫婦から、会話が弾む空間についての質問を受けました。共働きで忙しい生活を送るDINKSにとって、二人のコミュニケーションが深まるのは、やっぱり食事の場面、だと私は思います。そこでダイニングテーブルを中心に、会話の弾むダイニング作りについて、考えてみました。

LDK一体型が主流に 

テレビを見たり、読書をしたり、音楽を聴いたり……と、個人がくつろぐ空間でもあるリビングに比べ、二人で食事をするダイニングは、相手と向き合ってコミュニケーションがとれる場所。忙しくてすれ違いも多いDINKSだからこそ、二人の会話を楽しめる、一番大事にしたい空間です。

そこで、まずは、二人で過ごす時間を考えた間取りが重要なポイントとなります。最近は、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)が一体となった間取りが好まれていて、特にオープンカウンター形式のキッチンとダイニングスペースが対面しているスタイルが人気です。

食事の時間はもちろん、調理や後片付けをしながら、ダイニングにいる相手と話ができるのでより二人の会話を楽しむ時間が長くなるのが魅力です。半面、このタイプのキッチンには収納が少ないため、調理器具や食器が片付きにくい、焼き魚などの臭いがリビングにまで流れ込む、といったことは覚悟しておきましょう。

そして、より居心地のいいダイニングにするには? やっぱり主役はダイニングテーブル。部屋の広さに合わせてできるだけ大きいサイズのダイニングテーブルを選ぶことをお勧めします。食事以外にも、持ち帰った仕事をするスペースが取れるくらいの大きさだと、よりダイニングを活用できます。

"ロースタイル"のテーブルがオススメ 

高さ60センチのローテーブル

高さ60センチのダイニングテーブル。最近では、用途や雰囲気に合わせて高さが調整できるダイニングテーブルもでてきています。

また、ダイニング家具の選ぶ際は、高さは一般的なダイニングテーブルより低く、コーヒーテーブルよりやや高い60センチ程度のものがくつろげるので、ロースタイルのダイニングテーブルがオススメです。

さらに、椅子だけではリラックスできないので、テーブルの高さに合わせた2人掛け程度のベンチ型のソファも用意。これがあれば、ちょっとしたゴロ寝も可能です。ダイニング&ベンチソファ・チェアは、狭い住宅向けに修練を積んだ日本の家具メーカーが得意としています。家具専門店百貨店、ネット通販などだいたいどこでも取り扱いがあります。スタイリッシュなイタリアなど欧米の家具は、サイズが大きいものが多く、狭い部屋でスッキリ暮らしたい場合は、残念ながら不向きなことが多いようなので注意しましょう。

そして、細かい気配りとして、ダイニングテーブルの中心の位置にペンダント型の照明を設けると、料理がおいしく見えますし、良い雰囲気を演出できます。 限りあるスペースを、いかに快適な空間にするか。これを参考に、二人の会話が思わず弾む"ダイニング作り"を!


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