お土産はコミュニケーションツールのひとつです
お土産は気持ちを表すコミュニケーションツール。品物に限らず、渡し方にも気持ちが表れるので、上手に渡したいですね。そこで、印象に残る手土産の渡し方・ベスト5をご紹介。ちょっとした気配りで、あなたの印象も変わります。
5位:紙袋を臨機応変に扱う
紙袋をどうするか、的確に判断しましょう
紙袋は運搬用でほこりよけの役目もあるため、紙袋に入れたまま渡すのは失礼にあたります。基本的には紙袋から出して渡し、外した紙袋はサッとたたんで持ち帰りますが、差し上げたほうが喜ばれそうな場合には、「紙袋はお使いになりますか?」などと伺ってからお渡しすると良いでしょう。
外出先など紙袋のまま渡したほうが良い場合には、紙袋の無礼を詫びて、相手が持ちやすいよう紙袋の底と取っ手の付け根あたりに手を添えて渡します。紙袋ひとつにも様々な対処法があるので、臨機応変に対応してくださいね。
⇒ 紙袋の扱い方
4位:風呂敷で包んでいく
ワインやお酒も風呂敷で包めます♪
⇒ 風呂敷の結び方の基本~固結び(真結び)を一瞬でほどく方法
⇒ 風呂敷のワインバッグ、手提げバッグ、
⇒ スイカ包み、マイバッグ1、マイバッグ2
3位:手順をふんで渡す
何となく渡すのではなく、「まず自分のほうに正面を向け(粗相がないかぱっと見てチェック)→90度まわす→90度まわして相手に正面を向けて差し出す」ときちんとした印象に。何ももったいぶっているわけではなく、大切に思う気持ちが扱い方に表れてくるのです。一連の動作が流れるようにできると実に優雅で、その「間」が素敵なやりとりを印象付けます。⇒手土産の【渡し方】
2位:懐紙を添える
菓子皿になる懐紙は、持ち帰るのにも便利。職場で喜ばれます
⇒女っぷりがあがる「懐紙」の使い方
1位:気の利いたひと言を添える
言葉はマジック。手渡す際に添える言葉で、嬉しさに差がつきます。せっかく選んだ品ですし、気持ちを添えて渡しましょう。「つまらないものですが」「心ばかりの品ですが」「地元で評判の○○です」「すごく美味しかったから、ぜひ味わってほしくて」など、相手との関係で添える言葉も変わります。ただし、値段や薀蓄を語るのは野暮なこと。相手の負担にならないよう気をつけて、自分らしいひと言を添えてください。⇒「つまらないものですが」の真意と添える言葉
■受け取る側の立場になったら
⇒手土産の【受取り方】とおもたせ
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