子どもに野菜を食べてもらうための3つのコツ
「野菜を食べてくれない……」多くのパパとママがぶつかる悩みです。小さく切って料理に混ぜて分からないようにするのも方法のひとつですが、今回は野菜丸見え&丸ごと料理を紹介します。1~3歳くらいまでの幼児が対象です。まずはキーポイントを3つ。- 早くから丸ごと野菜に慣らす(手づかみ食べを大切に)
- 親も食べておいしいと思う方法で野菜を調理する
- 「野菜が嫌い」という言葉を使わない
手づかみ食べをしっかりサポートして下さいね。野菜が好きになる第一歩です。
ブロッコリーの塩オイルゆで
(手づかみ食べ、歯茎でつぶせる頃から)
塩オイルブロッコリー
歯が無い赤ちゃんには歯茎でつぶせる固さになるまで煮る必要がありますが、成長に合わせて火を通しすぎないようにしましょう。ブロッコリーはある程度歯ごたえがあったほうがおいしいのは大人も子供も同じで、煮すぎると拒否する子もいるようです。
ブロッコリーのミルクチーズソース
(手づかみ食べ、歯茎でつぶせる頃から)
ミルクチーズソースかけ
チーズの種類を工夫すれば大人にも十分おいしい一品になります。カリフラワーにもよくあいます。
切りミニトマト、ミックスサラダ
(手づかみ食べ、歯・歯茎で噛める頃から)
カットミニトマト
レタス、きゅうり、トマト、チーズ、オプションでハムが入ったミックスサラダもお勧め。歯があまり無い場合は、ミックスサラダは小さく刻んで下さいね。
インゲン豆のソテー
(歯で噛める頃から)
インゲン豆のソテー
アスパラガスなどでも代用できます。塩の代わりにガーリック&醤油もおいしいです。
ゆでインゲン豆のソテー
(手づかみ食べ、歯茎で噛める頃から)
炒めてゆでるのも簡単でおいしい
大人の分は炒めて、歯がない子供の分は水分を加えて煮るというテクニックは便利で、他の野菜にも応用できます。
ニンジンの塩ゆで
(手づかみ食べ、歯茎でつぶせる頃から)
ニンジン大好き!
ニンジンは棒状に切ったり、クッキーカッターで星や花の形も作りやすいので、子供が好きな形を作ってあげるのもよいでしょう。
さつまいものオーブン焼き
(手づかみ食べ、歯茎でつぶせる頃から)
お芋のオーブン焼き。これはYUMというスイートポテト。
大人の料理のサイドディッシュとしてもお勧めです。かぼちゃなども同じように調理できます。
シャキシャキ野菜
野菜のマリネ・浅漬け
(歯でしっかり噛める頃から)
食べやすい大きさに切った大根とニンジンなどを市販の浅漬けのもとなどでにマリネします。水、酢、砂糖、塩などを混ぜて自分でマリネ液を作ってもOK。野菜として食べるので市販の素などは薄めて塩辛くならないように気をつけましょう。特にある程度甘味が効いているとよく食べてくれるはず。マリネせずに生のニンジンやきゅうりスティックにしてもOK。慣れていればパクパク食べてくれるはず。
ベビーほうれん草のサラダ
(歯で噛める頃から)
葉っぱがとってもやわらかい
そぎとうもろこし
(手づかみ食べ、歯茎で噛める頃から)
甘~いとうもろこし
とうもろこしは、そのままの形でうんちに出てくることが多いですが、実を半分に切ることで対応します。
アスパラガスのごまあえ
(手づかみ食べ、歯茎で噛める頃から)
ごまあえで風味アップ
すりごま小さじ1程度に醤油少々をたらします。お好みで砂糖を一つまみほどいれてもOK。簡単に作れます。
このほかにも、ゆでグリーンピース、ゆで枝豆、大根・ニンジンの煮付け、赤ピーマンのシャキシャキ炒めなどもお勧めです。子供と一緒に野菜を楽しみましょう!