生えてしまった雑草の対策は?

雑草

アスファルトの隙間から顔を出した雑草

春以降は、ひと雨降るごとにグンと生長する雑草。ハタと気づけば、抜くのも一苦労な状態になっていることも多いものです。こんなとき、なるべく労力を使わずに雑草を一掃することはできないものでしょうか。

よく知られているものとして、「熱湯をかける」という方法があります。これは地上部だけでなく、根も煮える状態にすることで雑草を文字通り根こそぎにする方法です。実際にアスファルトの隙間から顔を出した雑草に試してみました。一度では心もとなかったので、翌日も……。

 

枯れた雑草

熱湯で枯れた雑草

その次の日には、見事に枯れ枯れ状態になっていました。確かに効果はありましたが、お湯を沸かすという一手間と、あまり広範囲にはできないというのが難点です。

お湯に関しては、お浸しを作るときの茹で汁などを活用しても良いですね。でも、パスタなど麺の茹で汁には塩分が含まれていますので、繰り返すことによる土壌への影響も考えなくてはなりません。

では、もっと手軽な方法は?と考え、試したのは、雑草を生えにくくする予防措置と同じ「光を遮る」やり方と、黒色が熱を吸収しやすい特性の合わせ技です。

準備したのは、百均で買った黒いゴミ袋と重し用のレンガ。やり方は、ゴミ袋を雑草の生えた部分を覆うように敷き、風で飛ばされないようにレンガで重しをしておくだけです。日向で晴天が続く場合は數日間、あまり日が当たらない場所でも一週間も放置しておけば、ご覧のとおりきれいサッパリ雑草がなくなっていました(生えている雑草の種類、大きさにもよります)。 

レンガの目地の雑草

レンガのアプローチにはびこった雑草

黒いゴミ袋で雑草を覆う

黒いゴミ袋で雑草を覆って…

除草完了

放置しておくだけで除草完了












 
もしゴミ袋を取り除いたときに雑草がまだ枯れていなくても、かなり弱っているので簡単に取り除くことができます。難点といえば、花壇の立ち上がり部分など、隅の方はどうしても雑草が残ってしまうことと、芝生面など、有用植物と雑草が入り交じっているところには使えないということです。

最終手段は……やっぱり?

芝生

芝生の中に雑草が生えたら…

さて、ここまでは割り合い広い面の防草、除草についてお話ししてきましたが、花壇や菜園、芝生面などでの雑草対策はどうでしょう。

花壇や菜園では、植物の株元をマルチングすることで、ある程度雑草を抑えることができます。しかし、平板やレンガのようにガッチリ光りを遮断するわけではありませんから、どうしても雑草は生えてきます。芝生にいたってはマルチングもできませんから、芝生自体を健康で密な状態(土の露出を少なくする)にもっていくほか方法はありません。

雑草取り

使いやすい道具で、気長に地道に

そうなると、最終手段はやはり「手で取る」「手で抜く」という地道な作業になってきます。「なぁ~んだ、ガッカリ」という声も聞こえてきますが、薬剤を使わない以上、この辺が限度でしょう。とにかく、「大変」になる前に、コマメに抜く。これに勝るものはありません。

炎天下での雑草取りは、ともすると「苦行」になりがちです。ガーデンパラソルやターフで日よけをして、ラジオでも流しながら取り掛かるのをお勧めします。もちろん、水分補給も忘れずに。ゲームの敵キャラをやっつけるつもりになったり、次は生えさせない攻略法を考えながら作業すると、雑草取りも案外楽しいものになるかもしれませんよ。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。