甘くないチュロスを甘いチョコラーテにつけて
日本でも遊園地などで目にする機会の多いチュロスは、いわばスペイン版ドーナツ。おやつのイメージが強いと思いますが、実は本場スペインでは、朝食の定番です。チョコラーテ(ホットチョコレート)とセットになっていて、チュロスをチョコラーテに浸して食べるのが一般的。チュロスが朝ごはん?と感じる人もいるかもしれませんが、本番のチュロスは軽く、あっさりした口当たり。あらかじめ砂糖をまぶしていないものも多く、日本のそれとは違います。もちろん、おやつにしてもOK。
オールシーズン味わえますが、温かいチョコラーテとセットということもあって、やはり夏より冬のほうが人気。ちなみにチュロスは「誰でも作れる」という意味です。
スペインではあちこちにチュロスを出すカフェがあり、マドリッドなら「チョコラテリア・サン・ヒネス」(Chocolatéria San Ginés)が有名。シエスタの休みもないので観光客の利用も多く、翌朝7時まで営業しているので、夜遊び後に訪れる人も多いお店です。
「本場で食べたい世界のスイーツ ベスト10」、続いて第9位です。
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