うお嘉(5ページ目)

・御飯・汁・香物

飯物はもちろん「たけのこ御飯」！　先述した「鏡煮」と同じく、繊細で上品なテイストが、「たけのこ」の真味を引き出した見事たる仕上がりです。一口毎に大原野の大地（石灰石）のミネラルが御飯の旨味と共に静かな余韻をもたらしてくれるのです。

また、香物は「たけのこ」の佃煮入り、と最後の最後まで「たけのこ」尽くし。


・水物

水物は「メロン」と「苺」。いい具合に熟成したメロンの甘さと、苺の程よい甘味がたまりません。

 

春の冥加を味わい尽くす

京都の西山の竹林の中に明治の初めからひっそりと佇む「うお嘉」。1年のうちたった2ヶ月間ほどの間、「ほんまもん」の「たけのこ」を知り、ここへ足を運ぶのを厭わない方々だけに、至福の時を与え続けてくれることでしょう。


＜DATA＞
・店名： 竹の子料理　うお嘉
・所在地：京都市西京区大原野上里北ノ町1262
・アクセス：阪急電鉄「東向日駅」から阪急バスで「宇の山駅」下車（駐車場あり）
・地図：Yahoo!地図
・TEL：075-331-0029
・営業時間：11:30～19:00(LO)
・定休日：月～木曜日の間で不定休