営業支援ツールを組み込んだ顧客管理システムを導入
営業支援ツールを組み込んだ顧客管理システムを導入
顧客管理システムを一番活用するのは営業です。基本となる顧客管理に営業支援ツールを加味して顧客管理システムを構築します。顧客と良好な関係を維持しつつ長期にわたって商品を買ってもらうためのツールがCRMです。工務店や自動車販売会社では顧客情報を駆使し極め細やかなアフターフォロー行うことでクチコミにつながっていきます。
→ CRMを活用し営業部門を活性化
→ 顧客管理で顧客と良好な関係構築
さらに営業社員を支援するツールが取引先との商談管理です。会社規模が大きくなるに連れ営業を個人でするのではなくチームで顧客に対応します。そこで活用するのがSFA。顧客との商談履歴が一目で分かります。外回りをしていることが多いので携帯電話からアクセスできるクラウド型「セールスフォース・ドットコム」などが登場しています。
顧客管理をERPにつなげる
会社が大きくなるにつれ縦割りの弊害が目立つようになる
システムの流れでは顧客管理システムで管理している顧客データをCSVで出力し、エクセルで請求書や領収書を発行している会社がたくさんあります。システムの鉄則は入力時に厳格なチェックを行い、整合性のある正しいデータが入力できたら全部門で使い回すこと。途中で手作業が入ったり、CSVで連係しているということはシステムの流れが切れていることを表します。
部門間の縦割りをなくすには会社全体の業務の流れの見直しが重要です。そのために会社全体を統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法であるERPを導入します。ERPを実現するには大福帳型データベースでデータを一元管理し、各部門で個別システムを導入せず受注・販売・生産など業務が全てシームレスにつなげたソフトが出ています。
SAPなどの本格的なERPソフトを導入するには何千万円もの投資がいりますが、例えば奉行シリーズなら顧客奉行、勘定奉行、商奉行、蔵奉行、人事奉行、給与奉行と顧客管理から販売管理、仕入在庫管理、人事管理、財務会計などがパッケージ提供されており奉行間でデータを連係できます。それでも何百万円という投資が必要となりますが、業務の流れが切れていることで発生している人件費の削減や二重手間をなくすなど業務の効率化につながります。