ジョギング・マラソン/ランニングシューズ、ウェア、グッズ紹介・選び方

不安定シューズでトレーニング効果&カロリー消費UP(4ページ目)

日常的に履いているだけで、脚やでん部、体躯の筋力を強化し姿勢を良くするという機能をうたったカテゴリーのシューズの人気が高まっています。ソールが双子山のような不安定シューズと、ロッキングチェアのようなローリング型。それぞれの特徴をご紹介します。

谷中 博史

執筆者:谷中 博史

ジョギング・マラソンガイド


ニュー バランス「トゥルー バランス」

あああ

ニューバランスの「WW1100」11550円。独特のテクノロジーで不安定さをコントロールしている
 

あああ

WW1100はピンクリボン運動対象モデルでピンクリボンが
 

あああ

ミッドソールに仕込まれた板バネ状のシャンクでコントロールされた不安定を生んでいる
 

あああ

「トゥルーバランス」のサンダルモデルW6014 8295円

「シューズをバランスボードにする」というコンセプトから生まれた「トゥルーバランス」。不安定な履き心地のため、バランスを取りながら歩かなければならず、そのために足首から下肢全般、体幹が鍛えられるという理屈ですが、それならより不安定な方が目的にかなうかというと、柔な現代人には手強すぎてしまいます。その不安定さの作り方に各社の工夫があるようです。

ニューバランスの「トゥルー バランス」は、ソールの丸みで不安定さを生んでいますが、上下対で入っているリーフスプリング(板バネ)の適度な柔らかさと堅さで、ある程度以上の傾きは食い止め倒れ込みすぎないようにしています。
実際に履いて歩いてみると、正しくシューズの中央に体重がかかればぐらつくこともなくスムーズに歩けますが、うっかりと中心から左右にずれて体重をかけると明らかに「おっとっと」というアンバランスを感じます。確かにこのシューズをはき続けていれば、正しい着地ができるように脚部の筋肉とバランス感覚が鍛えられるでしょう。4月には同じソールを採用したサンダルも発売されます。

余計に筋肉を使うのでエネルギー消費量が増えるほか、ふくらはぎから臀部にかけての筋肉が引き締まり、ヒップアップしたスタイリングを実現してくれるとのこと。WEB上にモニター54名の成績も掲載されています。


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