姿勢・仕草/姿勢・仕草エクササイズ、矯正改善

骨盤のゆがみは姿勢でリセット!(2ページ目)

骨盤は、身体の真ん中に位置する姿勢の「要」のパーツともいえます。日常の悪い姿勢が、骨盤をゆがませる原因となることもあるので、日頃から正しい姿勢を意識することを習慣化しましょう。

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

骨盤美人診断結果

前頁のチェック項目、いくつあてはまりましたか?
YESの数をチェックして下さい。

【YESが0個 骨盤美人です】
あなたの姿勢は、骨盤をゆがむ動作が少ない姿勢といえます。更に、運動習慣もあり適度な筋肉が養われていますので、身体の重心を中心にキープできる力も付いていると言っていいでしょう。
立つ姿勢・座る姿勢ともに、左右のバランス良く保たれている姿勢です。
このまま運動を続け、美姿勢を日常でキープし、ピッカピカの骨盤美人でいてください。

【YESが1~4個 ややゆがんだ骨盤】
身体の左右の筋肉のバランスが偏った姿勢は、骨盤のゆがみを誘発します。
日常動作である「姿勢」を無意識に行うと、ついつい、片方に重心をかける姿勢をとりがちに。片方重心の姿勢に気がついたら、「基本姿勢」をとって身体の重心を真ん中に持ってくる姿勢でリセットしましょう。

【YESが5~8個 ゆがんだ骨盤】
ゆがんだ姿勢が習慣化され、それに伴い骨盤もゆがんでいる可能性があります。更に運動習慣がなければ、ゆがみの速度が加速する可能性もあります。
時間がなくても手軽にできる「ウォーキング」などを生活のなかに取り入れ、骨盤周辺の筋肉を鍛えましょう。
骨盤周辺の筋肉の衰えもゆがみを誘発する原因となりますヨ。

【YESが9~12個 ゆがんでさびつた骨盤】
悪い姿勢が日常化しているあなた。仮に現状では自覚症状がないとしてもゆがんだ骨盤は、将来的に問題となってきますので注意が必要です。錆びついた骨盤は、ゆっくりと時間をかけて気長に改善しましょう。まずは姿勢を整える事からスタート。
基本姿勢でゆがんだ骨盤をリセットしましょう。

診断結果はいかがでしたか?
骨盤は日常の姿勢を意識して整えられます。
次に、「骨盤矯正姿勢3つのポイント」をご紹介します!


骨盤矯正姿勢 3つのポイント

骨盤を整える姿勢3つのポイントをご紹介。まずは、基本姿勢で全身の姿勢を整える事からスタート!

■ポイント1:脚の内側を意識
脚の内側のゆるみが骨盤に影響

脚の内側のゆるみが骨盤に影響

左の写真の爪先をご覧ください。
赤丸で囲まれているように、爪先が内側を向いていると、脚全体の筋肉がゆるみ、効果的に使えません。

矢印のように、脚の筋肉の外側ばかりを使い、そのため、骨盤が外側に引っ張られ、骨盤のゆがみを誘発する姿勢といえます。
写真のように、外側の筋肉ばかりをを使い、内ももの筋肉が使われにくい状態は、骨盤を正しいポジションにキープできない姿勢といえます。

 

膝と爪先は同一方向へ

膝と爪先は同一方向へ

左の写真をご覧ください。
赤丸で囲まれた爪先のように、左右の爪先は進行方向へ向けて真っ直ぐに立ちましょう。ふくらはぎ・両膝・太ももの筋肉は写真の矢印のように内側に引き寄せましょう。

脚の内側の筋肉を使って立つと、下半身が安定し、骨盤も正しいポジションにキープする姿勢が可能となります。

 

3つのポイント、1つ目をご紹介しました。脚の内側を意識して立つことからスタート!
次のページは、残りの2つのポイントをご紹介します。
 
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