話を聞くときに注意するポイント
話を聞くときは、まず相手のことを思ってから
- 気持ちを静める
- あなた自身の心積もりは脇によけておく
- 判断を控える
- あなたの頭の中にある筋書きは控えめにする
- あなた自身に答えの用意のない質問をする
- 相手が答えを見つけることを支援する
- 自分の用意した答えを押しつけないように注意する
「話を聞いてくれと言うと
あなたは忠告をはじめる
私はそんなことを頼んでいない
話を聞いてくれと言うと
そんなふうに考えるものじゃないとあなたは言う
あなたは私の心を踏みにじる
話を聞いてくれと言うと
私の代わりに問題を解決してくれようとする
私が求めているのはそんなことではない
聞いてください! 私が求めているのはそれだけだ
何も言わなくていい、何もしてくれなくていい
ただ私の話を聞くだけでいい
忠告など安いものだ
新聞を買うお金さえあれば
いろんな有名人が人生相談に答えている
それくらいは自分でできる
たしかに少し弱気になり、迷ってはいるが
それくらいなら自分でできる
だから、ただ私の話を聞いてください
そして、もしあなたが話したいのなら
自分の順番を待っていてください
そうしたら、私もあなたの話を聞きましょう
(グレン・V・エカレン著『豊かな人間関係を築く47のステップ』ディスカヴァー刊より)