非常食のキーワードは、高カロリー&手軽に摂取できること。また、非難時に持ち出すものは軽量である必要があります。もちろん瓶や紙袋など割れたり破れたりしやすいもの、防水機能がないものはNG。非常食として備えておきたい食事・栄養対策案を3つのレベルにわけてお話します。

重大非常時の高カロリー非常食

■ お勧め食品
  • マヨネーズ
  • スプレッド(パンなどに塗る塗り物)
  • ピーナッツバター

避難中やレスキューを待っている間に非常袋に入れておくと安心なのが高カロリーで軽量な食料。もちろん瓶入りのものは適しません。日持ちや衛生面を考えると、お弁当や給食などで使われる1人分のミニサイズのものが便利です。

マヨネーズ、スプレッド、ピーナッツバターは大さじ1の分量だけで約100カロリーあります。家族全員をまかなうことを視野にいれている場合は、少し大きめ(100g程度)のものを準備するのもよいでしょう。マヨネーズやスプレッドには様々なフレーバーの商品があります。またピーナッツ以外のナッツバターもお勧めです。サバイバル時やレスキューを待っている時でもカロリーが手軽にとれます。

避難所に着いた後などは、支給されるおにぎりやパンと一緒に食べるのもよいでしょう。一度封を切ると日持ちがしないものもあるので衛生面に十分注意してください。ピーナツバターはたんぱく質も豊富に含むので栄養的にも優れた食品ですが、高齢者で嚥下障害のある人は喉に詰まる可能性があるので気をつけてください。またピーナッツを食べたことのない乳幼児ではアレルギーを起こす可能性もあるので気をつけて下さい。

    インフラ不備でも食べられる非常食

    缶詰

    缶詰も強い見方です

■お勧め食品
  • 魚・肉・豆の缶詰
  • 果物の甘い缶詰

上記の食品はお湯や火が必要なくそのまま食べれます。衝撃にも強く、防水機能もあります。ただ、便利ですが重いので、非常袋に入れて緊急時に持ち出すには適していません。自宅に確保しておきましょう。缶きり不要の商品もありますが、缶きりも非常袋にいれておくと便利です。

上記の2つがあれば、とりあえず三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質をカバーできます。また、非常時には水分や食物繊維が不足して便秘がちになるかもしれませんが豆や果物から食物繊維を摂取することで改善できるでしょう。少し奇妙な組み合わせかもしれませんが、安価でどこでも購入できます。
 

状況が少し落ち着いてからの非常食

■お勧め食品
  • レトルト食品(カレー、シチュー、ごはんなど)
  • インスタント食品(カップ麺、パスタなど)
  • お菓子(しっかり密封されているクッキーや飴など)
  • マルチビタミン

インフラに多少は支障はあっても状況が落ち着いて来た時にお勧めの食品です。たんぱく質や食物繊維が不足しやすいので、缶詰とあわせて上手く利用しましょう。日頃から食べ慣れているものや甘いものが加わると、少し気分転換になるかもしれません。避難生活が長くなる場合はマルチビタミンがあると体調管理に役立ちそうです。
 
最後に、保存状態がしっかりしていれば基本的に賞味期限がなく半永久的に貯蔵できる食料を紹介します。
 
  • 小麦粉
  • 乾燥大豆
  • インスタントコーヒー・ティー・ココア
  • 炭酸の無い清涼飲料水
  • 白米
  • 乾燥パスタ
  • ベーキングパウダー
  • 植物油

備えあれば憂いなし。非常時の食糧不足や買占めなどのパニックを避けるためにも、各自が日ごろから考えて家庭内の非常食の備えを意識するようにしましょう。


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