女性が失敗しがちな志望動機のNG例
好きなことでも仕事にするとイメージと違うことも
■自分のキャリアアップや成長のためばかりを記入する
「私が御社を志望した理由は、女性が長く勤めることができる環境であることと、研修が充実しており、キャリアアップをすることができると感じたからです。御社の業務をつうじて様々な知識やスキルを身につけ、自分自身を向上させていきたいと思います」
自分のキャリアアップのための転職という志望動機を書く女性はとても多いです。それ自体は意欲を感じられ好印象なのですが、採用側からすると「キャリアアップして他の会社にいくんじゃないか?」「会社をカルチャースクールと勘違いしていないか?」と思われることもあります。
自分のキャリアアップのためだけではなく、会社にとって自分がキャリアアップすることでどのように成果をだせて貢献できるか、そのキャリアアップの結果、会社内でどうなりたいかまで記入するようにしましょう。
■カスタマーとしての志望動機を記入する
「私が御社を志望した理由は、普段から御社の○○店を利用していて、親しみがあるからです。○○店では従業員の方がいつも元気に明るく接客をしており印象のいいお店であると感じていました。また商品の品ぞろえもよく、美味しい商品が多いので、御社で働きたいと思いました」
自分がお客として通っていたお店や、使っていた商品を扱う会社への転職を希望する人が多いのも女性の転職の特徴です。好きなものにかこまれたい、好きなものに関わりたいという気持ちはわかりますが、お客としてと従業員としてでは関わり方も立場も違います。顧客目線は大切ですが、そればかりを伝え商品モニターのような志望動機を記入していませんか。そのお店の従業員となったらどうなりたいのか?会社の一員としての志望動機を記入しましょう。
採用側の視点を忘れずに
自己PRも志望動機もあなたらしさを伝えるための大切なアピールポイントです。背伸びをする必要はないですが、自分の目線からばかりではなく、採用側から自分の書類をみてみる目線が必要です。ひとりよがりになっていないかをしっかり確認するようにしましょう。転職活動をスムーズに進め、採用を勝ち取るために、まずはあなたらしく魅力的な応募書類を作りましょう。<関連記事>
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