面接では、話している内容だけが採用のポイントではありません。面接に落ちた人がよく言うのが「うまく話せなかった」「もっと自己PRすればよかった」などの、話し足りなかったから落ちたということ。

実はあなたは話足りなかったから落ちたのでははく、もっと大切な面接への臨み方を大切にしなかったから落ちているかもしれません。特に女性は、面接の臨み方に採用・不採用が大きく左右されることが多いので、意識して、面接を受けましょう。

面接はスキルと人間性を見られる

面接に臨むには面接の前からの心構えが大切

面接に望むには面接の前からの心構えが大切

面接で見られていることは大きく分けて3点です。

  1. ビジネスマナーなど基本的なビジネススキルを備えているか
  2. 一緒に働きたいと思えるヒューマンスキルを備えているか
  3. 経験や資格、能力など、応募先の会社が求めているテクニカルスキルを備えているか

面接を受ける時に大切なことは、3のテクニカルスキルだと思う応募者が多いですが、実は面接官は、1のビジネススキルと2のヒューマンスキルをまずチェックして、その2つを備えていると判断した応募者だけ、3のテクニカルスキルを確認するということが多いのです。

そもそも、書類選考を通過して面接となった場合、職歴や資格などのテクニカルスキルの部分は問題がないという判断で書類は通過しているはずです。となると面接では何を見るか?応募書類では読みとれないあなたの基本的なマナーや立ち振る舞いなどのビジネススキル、一緒に働きたいと思う人材か、今いる社員ともうまくやっていけるのかというキャラクターや熱意などのヒューマンスキルに注目しているのです。もし、あなたが書類選考は通過するのに、面接になると落ちてしまうとしたら、基本的なビジネススキルやヒューマンスキルを見直すことがまず必要かもしれません。

面接で受かるコツは、この面接で見られている3点を理解して、自分らしさも加えながらも基本的なスキルをもって面接に臨むということです。

基本的なビジネススキルを意識する

■好印象の見た目を意識する
面接ではまず、あなたの言葉より先に、あなたの見た目が目に入ります。この数秒間に不採用になる人が多いのも事実。会社の代表としてお客様に対して、自信をもって出せる人物かを面接官は見ているのです。

応募する職種によっては、スーツが仕事場の服装ではないことも多いです。女性の場合は男性に比べオフィスの服装の幅も広いですが、面接では特に指定がない限りスーツでいくことをお勧めします。スーツはビジネスにおいて制服のようなもの、「御社での仕事に本気で取り組むつもりです」という意欲を服装からも出すことができます。

どうしてもスーツがないという場合でも、ジャケットを着用するなどビジネスシーンにふさわしい服装を心がけましょう。女性のスーツやジャケットの場合、カジュアルな形や色柄もののスーツやジャケットもあるので要注意。これからパーティに行くのか? と思わせるような鮮やかな色のスーツの人がいますが、これではマナー違反。デザインも流行によって変化する女性用スーツの場合、かなり昔のスーツではしばらく仕事をしていませんという印象を与えてしまう可能性もあります。1着は面接用に今風のビジネススーツを用意するほうがいいでしょう。

また、メイクもオフィス向けにすることや、髪形も仕事をしやすいスタイルにするように心がけましょう。面接の後すぐに職場で働いても問題ないと思えるみだしなみで、面接に臨むことが大切です。

■時間を守る、持ち物を忘れない

面接はビジネスの交渉の場。あなたという人材を企業がお金(=給与)を払ってもほしい!と思えるように、あなたはあなた自身をプレゼンテーションしに行くのです。

ビジネスにおいて時間を守れないということは、信用されなくても当然のこと。面接官はあなたのために時間を割いていることを忘れずに、面接時間よりも30分は早く着いて面接会場を確認しておき、お手洗いや身だしなみを整える余裕をもち、面接時間の5分から10分前に受付に行きましょう。いくら時間に間に合っても、走ってきて髪もぼさぼさメイクも落ちている……なんてことではだらしない印象を与えてしまいます。

筆記用具や履歴書など持ち物を指定されている場合は、必ず確認して忘れないようにしましょう。初めていく場所だと、面接会場まで迷ってしまうことも考えられます。地図をプリントアウトしてもっていくことも遅刻しないためには大切。前日には持ち物や面接場所、時間をもう一度確認すること。

■会う人がみな面接官だと思うこと
会社の門をはいったところから面接ははじまっています。受付まで向かう間にすれ違う人があなたの上司になるかもしれないですし、受付で電話にでた人があなたの同僚になるかもしれません。どんな時も人の視線を意識して、あいさつや会釈、笑顔などを心がけるようにしましょう。女性の場合、応募先のお手洗いを借りてメイクをするなどは避け、メイクや身だしなみは会社にはいる前に済ませておきましょう。

待合室で携帯を見たり、手鏡を見てメイクを直す、なんてこともしないように。取引先に重要な商談をしにきたのだという緊張感をもって臨みましょう。

次のページでは、ヒューマンスキルとテクニカルスキルについて紹介します。