タレントの島田紳助さんが、昔から仕事のたびに楽屋へ「○年後に、○○の仕事をする」と書いた、仕事の年表を張って眺めていたというのは、有名なお話です。夢見ていたとおりのビジネスライフを送っている人のなかには、具体的に、いつ、どうなっていたいのかを記した「未来の年表」を作っている人も多いようです。今回は、未来年表の考え方、作り方についてご紹介します。

未来年表とは

「未来年表」を作ることは、自分を向かい合うことにつながります。
将来、どうなりたいか、どんな仕事がしたいのか、何を手に入れたいのかを一覧にまとめたものを、未来年表または未来地図といいます。未来年表を作るメリットは、作る過程で自分自身と向き合い、目標を具体的に設定し、期日をもうけることで、今の自分に必要なもの、やるべきことを見定めることができる点です。

目的地が決まっていなければ、地図を持っていてもゴールへたどり着けないのと同じように、どんなにがんばっていても、目標が明確でなければ、充実したビジネスライフを送ることはできません。まずは、未来年表をつくり、今のポジションと目標、そして目標との距離を明確にしてみましょう。

未来年表の作り方

◆STEP:1 年単位に目標を設定する
なりたい姿、やりたい仕事を設定するときは、今から1年後、2年後、3年後、4年後、5年後、そして10年後の6つに分けて考えます。例えば、1年後は○○の資格を取得する、2年後は○○会社へ転職をする、3年後はプロジェクトリーダーをするなど、固有名詞を用いて、具体的に設定します。5年後までは、目標設定をしやすい範囲内です。リアルなゴール設定をします。10年後は、自分自身が理想とするビジネスウーマンの姿を思い浮かべながら目標設定をしましょう。

目標は仕事だけでなく、プライベートも一緒に設定することをおすすめします。プライベートは自由に「家を買う」「海外旅行へ行く」「カフェを開く」など、ご褒美となる内容でもOK。ワクワクする目標設定をすると、夢を叶えるために情報収集などを続けやすくなります。

◆STEP:2 目標設定のコツ
「なりたい姿」や「やりたいこと」が思い浮かばないときは、周りの人に「どんなことが向いていると思うか?」と聞いてみましょう。思いがけない答えが返ってくることもあり、自分では気づかなかった新たな一面を見つけることができます。「得意なこと」や「向いていること」を気づくキッカケになる可能性もあります。迷ったら、まずは周りの人の意見を聞いてみましょう。

また、「絶対にやりたくないこと」「得意でないこと」を書き出しておくことも効果的です。「なりたい姿」「やりたこと」が見つからないときは、やりたくないことを避けながら、あせらず、答えをみつけるまで自分自身としっかり向き合う時間をとりましょう。

◆STEP:3 手帳に書く
1年後、2年後~の目標が具体的に設定できたら、日々持ち歩く手帳に書き記します。1年に1度、1月や4月に新しい手帳へ変えるときは、未来年表を見直すチャンスです。作った未来年表を眺めて、1年目の目標設定はクリアになっているか、また2年目以降の年表が、そのとき考える「得たいもの・なりたい姿」と誤差が生じていないかを確認します。もしズレがあれば、作り直した未来年表を新しい手帳へ記入します。

年に1度、この作業を繰り返すことで、年表は毎年具体的になっていきます。

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