妊娠中のアルコールが胎児に与える影響は?

ワイン

たしなみ程度の飲酒もNG?

Q:
・ワイングラス1杯くらいの飲酒は胎児にどれほど影響してしまうのでしょうか?
・妊娠に気づく前に、摂取したタバコやお酒は、胎児の発育に悪影響を及ぼしますか?

A:
アルコールは胎盤から胎児に移行します。妊娠中のアルコール摂取で胎児アルコール症候群(FAS)といって、障害を持った赤ちゃんが生まれるおそれがあります。一般には、子宮内での高濃度のエタノールの暴露によるもので、起こるとしても毎日のアルコール大量摂取の母親から生まれた子どもがほとんど。日本では1万妊娠に1人以下の報告で、たしなみ程度や、ワイングラス1杯くらいの飲酒でFASになることはまずないでしょう。また、妊娠に気づく前に飲み会でたくさんお酒を飲んでしまったという場合も、まず心配はいりません。

ただし、ここまでの量であれば大丈夫という基準はないこと、大人であれば、肝臓でアルコールを解毒できますが、赤ちゃんは大人と違ってその機能が未熟であることから、やはり、妊娠がわかったら禁酒が基本ではあるでしょう。
 

妊娠中のサプリメント・健康食品摂取は効果的?

Q:
・食事の栄養バランスを補うためのサプリメントなどがどれくらい効果的なのか知りたいです。
・カルシウム、葉酸、鉄分などのサプリメントは摂っているのですが、美容系(ハイチオールC、コラーゲンなど)のサプリメントはOKですか?
・健康食品を摂ってもよいものか、気になります。

A:
妊娠中のサプリメントといえば、葉酸が推奨されていることもあり、妊娠中のサプリは日本でもだいぶ身近になってきました。それでも、外国人は妊娠中に何種類ものサプリを摂りますが、日本人はまだ何となく抵抗がある方が多いようです。

妊娠中は、各栄養素に付加量が決められていて、ビタミンやミネラルの一部では、サプリメントを利用することで付加量を比較的簡単に確保することができます。しかし、サプリは特定の栄養素を補給できても多くの成分を補給することはできません。食品は多くの栄養素を含む点でサプリメントに勝っています。

サプリメントを利用する場合の重要な注意事項は、表示をよく見て、過剰摂取にならないようにすることです。

一方、栄養機能以外の健康上の効果が期待されるサプリメント(健康食品)は、注意して利用するようにしましょう。それは個別の商品についての適正の情報がほとんどないからです。

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