バランス献立レシピ/組み合わせ自在の副菜レシピ

田作りの作り方……くるみの香ばしさがあとをひく!

お正月のおせちにはかかせない田作りの作り方です。昔、田んぼの肥料にはいわしが使われていたということから、五穀豊穣を祈るための祝い肴として一の重に入れられます。かたくちいわし(ごまめ)とくるみを甘辛いタレでからめました。おやつやおつまみにもなる一品です。

小沼 明美

執筆者:小沼 明美

バランス献立レシピガイド

田作りの作り方……くるみの香ばしさがあとをひく!

所要時間:30分

カテゴリー:その他おせち

田作りの作り方……おやつやおつまみにもなる一品

お正月のおせちにはかかせない田作り。昔、田んぼの肥料にはいわしが使われていたということから、五穀豊穣を祈るための祝い肴として一の重に入れられます。かたくちいわし(ごまめ)とくるみを甘辛いタレでからめました。おやつやおつまみにもなる一品です。
 

田作りの材料(3人分)

具材
いわしかたくちいわし(ごまめ) 20g
くるみ50g
白ごま小さじ1
タレの材料
みりん大さじ2
大さじ2
砂糖大さじ1と2/3
醤油大さじ1と2/3
大さじ1と2/3
スーパーなどでは「田作り」という品名でごまめが販売されていることもあります。同じくかたくちいわしを原料としている煮干しと姿かたちは似ていますが、煮干しには塩分が含まれています。一度塩水で茹でてから干したものなので目が白く、見栄えはあまり良くありません。ぜひごまめを使って調理してみましょう。

田作りの作り方・手順

ごまめ、くるみを煎る

1ごまめを煎る

フライパンにごまめを入れ、弱火で煎ります。ごまめは別の器などにあけておき、フライパンをペーパータオルなどで拭いてきれいにします。<br />
フライパンにごまめを入れ、弱火で煎ります。ごまめは別の器などにあけておき、フライパンをペーパータオルなどで拭いてきれいにします。
焦がさないように気をつけてください。ポキッと折れるくらいまで煎るのがポイントです。臭みが消え、歯触りが良くなります

2くるみを煎る

フライパンにくるみを入れ、弱火で煎ります。<br />
フライパンにくるみを入れ、弱火で煎ります。
焦がさないように気をつけてください

3くるみを砕く

粗熱がとれたら、小指の爪くらいの大きさにくるみを砕きます。<br />
粗熱がとれたら、小指の爪くらいの大きさにくるみを砕きます。
お好みでこれより小さくても大きくてもかまいません

タレをからめて冷やす

4タレを作る

タレの材料を別のフライパンに入れ、混ぜ合わせます。弱火にかけ、小さな泡がたくさん立ち、タレがトロっとするまで加熱します。<br />
タレの材料を別のフライパンに入れ、混ぜ合わせます。弱火にかけ、小さな泡がたくさん立ち、タレがトロっとするまで加熱します。
タレを焦がすと苦みが出て美味しくなくなります。加熱している時は目を離さずに調理してください

5ごまめ、くるみをからめる

タレにごまめ、くるみを加え、菜箸などで手早く全体にタレをからめます。<br />
タレにごまめ、くるみを加え、菜箸などで手早く全体にタレをからめます。

6バットにあけ冷やす

バットにタレをからめたごまめ、くるみをあけ、平らにします。白ごまをふりかけて冷暗所で冷やします。<br />
バットにタレをからめたごまめ、くるみをあけ、平らにします。白ごまをふりかけて冷暗所で冷やします。

ガイドのワンポイントアドバイス

今回は仕上げに白ごまをふりましたが、お好みで七味唐辛子をふっても美味しく召し上がれます。くるみは入れなくてもかまいません。その分、ごまめを多く入れて調理してください。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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