産後のココロとカラダを整えよう!
赤ちゃんのためにもココロとカラダを整えよう!
ここでは下記の3つの時期にわけ、「産後ダイエット」の様々な方法をご紹介します。
- 出産当日~産後1ヶ月を 『産後プレ・リカバリー期』
- 産後1ヶ月~6ヶ月を 『産後リカバリー期』
- 産後6ヶ月~1年以降を 『産後ボディメイク期』
個人差が大きな産後のココロとカラダ
1985年にACOG(米国産婦人科学会)が初めて妊娠中や産後の運動のガイドラインを発表しました。最新の発表の中では、合併症を発症していない妊婦はエクササイズをすべきであり、妊娠前に運動をしていなかった女性はエクササイズプログラムを開始するべきであると述べています。またマタニティブルーズ(産後のココロが不安定になる状態)も、カラダを動かすことで気分もスッキリし、改善されていくことがとても多いのです。
時代と共に生活習慣も変わり、妊娠中、産後のエクササイズに対する考え方が変化し、カラダを動かすことでココロも変わる!という意識が高まってきています。
また、それぞれのカラダの状態やもともとの体力レベル等、産後は個人差が大きく出やすい時期です。必ず医師と相談しながらスタートさせ、少しずつ運動強度や種類を増やすなど、様子をみながら徐々に進めていくことが大切です。
出産当日~産後1ヶ月の産後ダイエット
『産後プレ・リカバリー期』
疲れ果てたカラダを呼吸で中から再生するつもりで!
出産直後のカラダは疲れ果ててボロボロ状態。損傷を受けた筋肉や関節を労り休ませながら、リハビリするつもりで過ごしましょう。動けてしまう人も、ここでは決して無理をしないように!
この時期は動くというより、布団やベッドの上でカラダの中から再生していくイメージで、まずは呼吸を意識して行うことから始めましょう。また母乳育児をスタートさせる人は、乳腺炎の予防のためにも揚げ物が少なく、カロリーが比較的低い和食中心の食事に切り替えるのがオススメ。
■産後プレ・リカバリー期の産後ダイエット方法
・コアアクティべーション(カラダの中から起動させるように行う呼吸法)等、寝たまま出来る呼吸法。
・後陣痛(子宮が戻る時の痛み)が強い時は、ホルモンバランスを整え痛みを和らげる、クラリセージやイランイランのアロマオイルでマッサージしておなかをリラックス。
・産後ベルト、産後コルセット等、骨盤の「ゆるみすぎ」を予防し産後の回復を促進させるための骨盤支持ベルトをつけるのもよいでしょう。
・気持ちが落ち着かないときは、寝たままオートジェニックトレーニング(自律訓練法) もリラクセーション効果があります。
→詳しいやり方は、こちらのページをチェックしてください
次のページでは「産後リカバリー期(産後1ヶ月~6ヶ月)の産後ダイエット方法」をみていきましょう。