病的な不安の症状
不安が病的になると、不安をコントロールするのが困難になり、今まで通りの生活が難しくなります。不安に対して心身が強く反応したり、不安を回避する為に非合理的な行動をしたりといった、以下のような症状が現れて来ます。・勉強の能率が落ちたり、仕事が手につかない
・心が落ち着かず、追い込まれたような気分になる
・感情が爆発しやすくなる
・突然、息苦しくなり心臓がドキドキしたりと、パニックの発作が起きる
・戸締り確認や手洗いをし続けてしまうといった強迫的な行為をしてしまう
・ある種の状況や、モノや人が怖く、避けてしまう
・睡眠障害が起こる
病的な不安は心の病気の大きな分類では不安障害と呼ばれます。不安障害には全般性不安障害、パニック障害、強迫性神経症、恐怖症、外傷後ストレス障害(PTSD)、急性ストレス障害といった心の病気があり、不安障害はうつ病などの気分障害と並んで、最もよく見られる心の病気です。もしも不安が手に負えないようなら、その不安は病的な可能性もあるので、精神科(神経科)で相談してみるのが良いと思います。
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