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なぜ起こる?アカデミックハラスメント

早稲田大学は、1999年から2007年までに寄せられたハラスメントに関する情報の一部719件がインターネット上に流出したと発表。あまりの数に驚きです。なぜ大学でハラスメントが起こるのでしょうか?

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

早稲田大学ハラスメントリスト719件流出!

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名門早稲田大学の個人情報流出事件。学外持出が禁止されているにもかかわらず、担当者が自宅に持ち帰ったデータが、ウイルスに感染したパソコンからインターネット上に流出した
2008年11月、早稲田大学のハラスメント相談に関する個人情報がインターネット上に流出し、12月4日、早稲田大学はお詫びをホームページ上に掲載しました。

早稲田大学の発表によれば、流出したデータは719件、1999年4月~2007年5月の間に大学に寄せられたハラスメントに関する受付リストの一部で、申立人の氏名、ハラスメントの分類(セクハラ、アカハラ、パワハラ、ストーカー、その他等)」、相手方氏名(性別・所属)が含まれていたそうです。

約8年間の間に、一つの大学内で700件以上ものハラスメント相談・質問が寄せられていたというのは驚きました。しかしこれは早稲田大学に限ったことではなく、日本の多くの大学が抱える問題です。

というのも、読者の皆様からのメールで圧倒的に多いのが、この「大学でのハラスメント」に関するものだからです。

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