ペーストプレビューでWebページの情報を取り込む
ここでは、ペーストプレビューの別の例として、Webページの情報をWord文書に貼り付ける操作を紹介します。実際に、Webページを参考にして文書作成することは少なくないと思いますので、実用性は高いのではないでしょうか。1.ブラウザにWebページを表示したら、取り込みたい範囲をドラッグして選択します。
ブラウザにWebページを表示したら、取り込みたい範囲をドラッグして選択します
2.選択した範囲を右クリックしてショートカットメニューを開き、[コピー]をクリックします。
選択した範囲を右クリックしてショートカットメニューを開き、[コピー]をクリックします
3.Wordに切り替えたら、貼り付けたい位置にカーソルを置きます。
4.[ホーム]タブをクリックします。
5.[貼り付け]の[▼]ボタンをクリックします。[貼り付けのオプション]にボタンが表示されます。
Wordに切り替えたら貼り付けたい位置にカーソルを置いて、[ホーム]タブをクリックします。[貼り付け]の[▼]ボタンをクリックすると、[貼り付けのオプション]のボタンが表示されます
6.[元の書式を保持]にマウスポインタを合わせます。Webページの選択した範囲が、カーソル位置にそのままの書式・デザインで表示されます。
[元の書式を保持]にマウスポインタを合わせます。Webページの選択した範囲が、カーソル位置にそのままの書式・デザインで表示されます
7.次に[書式を結合]にマウスポインタを合わせます。文字のフォントやサイズ、書式が、Wordで新規文書を作成して書式設定したのと同じ状態で表示されます。
次に[書式を結合]にマウスポインタを合わせます。文字のフォントやサイズ、書式が、Wordで新規文書を作成して書式設定したのと同じ状態で表示されます
8.[テキストのみ保持]にマウスポインタを合わせます。新規文書に文字だけを入力したのと同じ状態となっています。
[テキストのみ保持]にマウスポインタを合わせます。新規文書に文字だけを入力したのと同じ状態となっています
9.ここでは[テキストのみ保持]をクリックします。文字だけが貼り付けられ、[貼り付けオプション]ボタンが表示されました。
ここでは[テキストのみ保持]をクリックします。文字だけが貼り付けられ、[貼り付けオプション]ボタンが表示されました
いかがでしょうか。「ペーストプレビュー」を使えば、貼り付けた結果を事前に目で確認して選べるので、失敗が減るのがわかると思います。
なお、ペーストプレビューで表示されるボタンは、クリップボード内のデータによって変化します。たとえば、表であれば、表をそのまま貼り付けるボタン、表のデータだけを貼り付けるボタンなどが表示されます。
ちなみに、ペーストプレビューは、Excel 2010やPowerPoint 2010などにも用意されています。Office 2010にアップグレードしたら、ぜひ積極的に活用してください。
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ワードの貼り付けオプションを活用しよう