やるべきこと2 冒頭の20秒をリハーサルする
プレゼンテーションで最も緊張するのが、冒頭の部分。冒頭を乗り越えることができれば、あとはスムーズにプレゼンテーションは進んでいったりします。反面、冒頭で失敗してしまうと、あとはその失敗を引きずったまま、本来の調子を取り戻せないままプレゼンテーションが終わる恐れもあります。
プレゼンテーションの冒頭をしっかりと準備することは、他の部分のリハーサル以上に大切なのです。冒頭20秒をうまくに進められるようになれば、あとは慣性の法則が働いて、それ以降も言葉がスムーズに出てくるようになります。
やるべきこと3 終わりの20秒をリハーサルする
プレゼンテーションの終わりの部分は、聞き手にとって、非常に記憶に残りやすい部分です。これを心理学では新近効果と呼びます。「終わりよければすべて良し」などということわざがあるとおり、エンディングの部分は非常に重要な要素だと言えます。
この終わり20秒をしっかりリハーサルし、聞き手に余韻を残すような終わり方が出来る状態になれば、プレゼンテーション全体を、かなり自信を持って進められるようになることでしょう。
でも、やはり準備は大切
今回の記事では「時間がないときの最小準備方法」についてお話ししました。しかし、これは「プレゼンの準備は少なくてよい」ということを指したものではありません。ただ、準備にも濃淡があるということを述べているのです。準備はたくさんしたほうがよい。その事実からは、目をそむけないようにしてくださいね。
■関連サイト
◆コラム「急に得た3分のプレゼン時間。どう使う!?」
ガイド野村の記事。準備のないプレゼンで気をつけることとは?