体調不良のときの欠勤・早退のマナー

 
体調不良で会社を早退したいときのビジネスマナー

朝から体調が悪いときは、その日の仕事のスケジュールなどを確認して、問題ないようであれば、休むのもマナーの1つ


風邪やインフルエンザなどのウイルス性の感染症などで体調を壊し、具合が悪くなったときにどのように対処するかについて見てみましょう。 風邪をひいて、咳や鼻水が止まらない。熱があって頭がボーっとしている。こうなると、仕事の能率はあがりませんね。周囲に心配をかけますし、仕事に集中できないまま仕事をして、ミスをおかしてしまったり。そんな状況では、かえって周囲に迷惑がかかってしまいます。それでも、あなたは出勤しますか?

■体調不良の際のマナー  

体調不良のときは会社を休むのもマナー

少しぐらい体調不良、具合が悪い場合でも、それをおして出勤する人は多いと思いますが、高熱を出し、咳がゴホゴホ出ているのに、「絶対に休まない!」とがんばるのはどうでしょうか。一見、「一生懸命な私」「責任感の強い私」という印象ですが、ほかの人に風邪などをうつしてしまって、一転「迷惑な人」に。頑張るのもほどほどにしましょう。

特にお子さんが受験生などの家庭では、風邪やインフルエンザなどに対し、非常に神経を使っています。受験ではなくても、大切な仕事やイベントを控えている人もいるかもしれません。そうすると、あなた1人の問題ではなくなってくるのです。さらに、あなたが頑張ることで、体調が悪くても休みにくくなる人もいます。無理をせず、会社を休む勇気も持ちましょう。
 

朝から具合が悪い場合:連絡は原則電話で

朝から、体調が悪く、会社を休む場合は、始業10分前には、電話を入れるようにします。無断欠勤は、絶対にしないでください。また、「休む」「遅れる」という連絡は、なかなか入れにくいものですが、必ず自分で電話をします。母親やほかの家族に電話をしてもらうのは、高校生までです。また、直接伝えるのは、億劫だからと、メールで連絡を入れるのも、NGです。(ただし、会社によっては、独自の決め事がありますからそれのルールに従ってください)

自分で電話をしなければならない理由は、今日、あなたが休む分の仕事について、誰かと話をしなければならないからです。誰かに代わりにやってもらう必要のある仕事があれば、その内容を、きちんと伝える責任があります。

■仕事のお願いの仕方
仕事をお願いする人も、その日は忙しいかもしれません。お願いする分は、最小限に留めておくようにし、わかりやすく指示してください。内容が複雑な場合は、口頭での指示の後、メールやファックスで書いたものを送るなどの配慮が欲しいところです。また、参照できる資料の保管場所やわからないことがあれば質問できる社内の関係者を伝えておくとさらによいですね。

『メールは、見られますので、すぐにお返事できないかもしれませんが、いつでも不明なことがあれば、ご連絡をください』と一言、添えておくだけで、引き継がれた人もずいぶん安心できますね。

では、出社してから具合が悪くなってきた時は、どうしたらいいでしょうか。
 

出社してから具合が悪くなった場合:会社を早退する際のマナー

朝、家を出るときから体調が思わしくない時もあれば、会社にいる間に具合が悪くなってくることもあります。どちらの場合も、一度出社してしまうと、途中でなかなか帰りづらいものですが、体調不良の状態で仕事を続けることで、周囲に気を遣わせてしまい、かえって迷惑ということもあります。また、仕事に集中できずミスをおかしてしまうということも考えられますから、欠勤の場合と同様、あまり無理をせずに早退をしましょう。

早退することを決めたら、まず上司に早退の理由を話します。「申し訳ありません。さきほどから具合が悪いので、失礼させていただいてもよろしいでしょうか」など、「帰ります」という断定的な言い方ではなく、あくまでも、許可をいただきたいというような口調で伝えます。

上司と直接話したくないからと、「帰ったって、言っておいて」などと、同僚に言い残して、早退するなどは、社会人失格です。ましてその後、体調が回復したからと、「映画やショッピングに寄り道しよう」などという考えは持たないようにしてください。

早退する場合も、きちんと仕事の引継ぎを
打ち合わせやお客様との約束の予定が入っていないか、確認してください。入っている場合は、代わりに出席してもらえる適当な人がいれば、その人から代理出席の承諾を得て、その旨を上司や先輩、関係者に連絡を入れておきます。資料が必要な場合は、きちんと準備します。

社内の打ち合わせなど、その日でなくても大丈夫なものは、キャンセルをお願いし、あらためて次回の日時を決めるようにします。

後日、出勤をしたら、お詫びとお礼を
後日、出社できるまでに回復したら、職場のみんなにあらためて、お礼を言い、迷惑をかけたことへのお詫びの気持ちを伝えましょう。特に、仕事のフォローをしてもらった人には、丁寧に御礼を言うのを忘れずに。打ち合わせやお客様との約束に欠席した場合は、関係者宛に、メールでも良いので、「昨日は、大変失礼いたしました」とのお詫びを忘れずに。

具合が悪くなった時、あなたはどうしますか?私も大したことでなければ、薬や栄養剤を飲んだり、点滴を打つなどで乗り切るようにしています。しかし、咳がひどく続くとか、熱が高くて意識が朦朧(もうろう)としている状態で、職場に出たとしても、仕事になりませんし、周りに多大な迷惑をかけてしまいますね。健康管理に気をつけて、元気でいることが一番ですが、お休みすることになったら、周囲への配慮を忘れないようにしたいものです。

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