JRと山陽。一応2WAY
(上)高架沿いの商大筋にでる路地。高低差のある地域なので階段が多い(下)駅北側には大きなビルが建ち並ぶ |
JR「垂水」駅は快速停車駅です。JR「大阪」駅までの間11駅をスルーし、11駅目がJR「大阪」駅。所要時間はおよそ45,6分。しかし残念なことに大阪方面行は一部快速が止まらない時間帯があります。それはなんと平日のラッシュアワー!そりゃ、殺生やで~!時刻表を見ると、大阪方面行の快速は7:08発のあとは8:08発までありません。ホーム形状からくる物理的理由で、この時間帯はスルーとなるのですが、ちょっと悲しいです。というわけで、この時間帯はJR神戸線「神戸」駅で新快速に乗り換えて大阪へと向かいましょう。新快速に乗り換えた場合のJR「大阪」駅までの所要時間は約50分。ちなみに各駅停車だと60分前後です。
JR「垂水」駅と並行してあるのが山陽電気鉄道本線「山陽垂水」駅。阪急電車・阪神電車と乗り入れを行っているので、大阪方面へ行くことができます(大阪直通は阪神電車のみ)。ただ、2線2駅といえども、三宮・大阪ではほぼ同じ場所に到着するのであまりありがたみはなし。一方、阪急・阪神沿線とJR沿線が南北方向に大きく広がる西宮・尼崎へ行くには使い分けのメリットが出せそうです。
「駅がたくさんあるから山陽すき!」という方は、山陽電車で大阪へ向かいましょう。1時間に7時台4本、8時台5本ある直通特急を利用すると約1時間で梅田に到着です。もし、各駅停車に乗ってしまったら?のんびりとローカルな旅を楽しみましょう。JRでは大阪へ行くまでに22駅ですが山陽電車(→阪神電車)だと48駅!(ただし、各駅で大阪に行くには阪急「三宮」駅、「新開地」駅等での乗り換えが必要です)
駅前再開発等で店舗は豊富
(上)コープが入るレバンテ垂水1番館(下)雑然と店舗の並ぶ商店街は下町の雰囲気 |
駅隣接の高架下にあるのはJR側にある「ビエント垂水」と山陽側の「MOLTIたるみ」の2つのショッピングモール。各々2005年・2004年にリニューアルオープンしましたが、以前の名前は「垂水駅ショッピングセンター」略して「たるせん」。まだ、この名前で呼んでる人も多いのでは?
駅の北側にあるビル群は再開発事業によるものです。1991年の「レバンテ垂水2・3番館」の完成を初めに、今でも進行中。
海に背を向け右側、すなわち東に建ってるのが「レバンテ垂水」で1番館から3番館まであり、それぞれ低層階に商業施設や事務所が、中上層階には住宅が入っています。1番館の地下には「コープ垂水」が9:00~23:00で営業。商業施設以外にも、2番館には区役所や図書館など公共施設があり、これもまた便利です。駅北側の西側に建つあるのは「ウエステ垂水」。こちらには地下1階から3階まで「ジャスコ垂水店」があり、多くのお客様で賑わいます。
それらを取り巻くように存在するのが垂水商店街。アーケード付きの通りもありそれなりな賑わいを見せています。「それなり」というのも、やはり大規模店舗やアウトレットモールができた影響で、以前に比べると客足が落ちているからです。下町風情あふれるその風景が無くなっていくのは少しさびしい感じがいたします。
最後のページでは、周辺の街並みを紹介いたします。