※今回は、日本賃貸住宅管理業協会(日管協)の「家賃査定ハンドブック」を参考に賃料査定の方法を解説しています。
家賃査定のプロの技5~「いよいよ査定賃料を出す!」
前回までに、家賃査定をするプロセスとして、
第1回:有効面積を出す
第2回:標準間取りの家賃を調べる
第3回:査定したい物件の有効面積から仮賃料を出す
第4回:査定したい物件の付加価値をポイント数で計算する
という手順を踏んできました。これをもとに査定物件の賃料を計算してみましょう。
>>>査定物件の有効面積が18畳以下の場合
>>>査定物件の有効面積が18畳を超える場合
※「有効面積」とは、居室、ダイニング、キッチンなどの広さ(畳数)を単純に足し算したもの。例えば、和室6畳、洋室6畳、DK6畳の2DKの場合の有効面積は、6+6+6=18畳となります。