大人ニキビ、おすすめの解決法1(薬・ピーリング)
クリニックでのニキビ治療は、外用薬からレーザー治療まで多岐に渡ります。ドクターの診断のもと、予算と通える頻度に合わせた治療法を選ぶことが大切です。外用薬だけでなく洗顔やふき取りローションなどトータルで自宅ケアを推奨するクリニックも(画像は松倉クリニック「ドクターミュー」シリーズ)
外用薬にはニキビの炎症を抑えるもの、肌の代謝を促進させ肥厚した角質を剥離するもの、皮脂分泌をおさえるもの、ニキビあとの色素沈着を薄くするものなど様々な薬があります。塗り薬なのでスキンケア感覚で取り組めることがメリットです。保険適用ができるものもあるので診察の時に確認してみましょう。
平均価格帯:
1カ月数千円前後~(分量や濃度による)
副作用orダウンタイム:
角質を剥離するものは肌に赤みやガサツキが出る場合あり
【内服薬】
外用薬と共に用いられることが多い飲み薬。ビタミンBやCには皮脂分泌を正常化させ、皮脂の酸化や炎症を抑える働きがあるため、内服薬としては最もメジャーなものとしてひとつです。
また最近は男性ホルモンの働きをブロックするホルモン剤(スピロノラクトン)や皮脂分泌を抑える内服レチノイン酸(アキュテイン、ロアクタン)なども用いられます。これらは劇的な効果をもたらすことで知られていますが、不正出血や妊娠を望む女性には使えないなどの副作用があるため、必ず医師の指導のもとで利用しなければなりません。
平均価格帯:
1カ月数千円前後~(分量や濃度による)
副作用orダウンタイム:
薬によってあり
軽いニキビなら1回でもずい分キレイに
酸で不要な角質層をはがすことで、健康な肌に生まれ変わることを促進させるケミカルピーリング。ニキビ治療にはダウンタイムのない表皮にのみ働きかけるライトタイプ(AHAやBHA)が用いられます。
1~2週間に1回の治療を4、5回行いますが治療中は肌が敏感になり、紫外線も吸収しやすくなっているため、UVケアが必須です。
平均価格帯:
1万円前後~/回(薬剤の種類によって異なる)
副作用orダウンタイム:
まれに色素沈着や赤みが残ることあり
即効性の高いレーザーや光治療にも注目!